平成10年に4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった和歌山の毒物カレー事件で、殺人などの罪に問われ1、2審で死刑判決を受けた林真須美被告(47)の上告審判決で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は21日、真須美被告側の上告を棄却した。真須美被告を死刑とした1審和歌山地裁、2審大阪高裁判決が確定する。弁護団によると、弁護人が大阪拘置所に拘置中の真須美被告に判決を伝えるという。死刑が確定した場合でも、すでに被告自身が「戦っていきたい」と語っていることから、再審請求する構えを明らかにしている。 裁判を通じて真須美被告側は「ヒ素を混入する機会も動機もなかった」などとして、一貫して無罪を主張してきた。カレー事件への関与を示す直接証拠がないなかで、検察側は状況証拠を積み上げて、真須美被告の犯人性を浮かび上がらせる立証を展開した。 毒物カレー事件は平成10年7月25日、和歌山市園部の自治会主催の夏祭りで
法務省がウェブサイト運営者の請求に応じ、幼女連続誘拐殺人事件の宮崎勤元死刑囚らに対する死刑執行命令書を全面開示したことが13日、分かった。命令書は同日、ウェブで公開された。 公開された宮崎元死刑囚に対する命令書は、昨年6月13日付。鳩山邦夫法相が樋渡利秋・東京高検検事長(当時、現検事総長)に「裁判言い渡しのとおり執行せよ」と命じている。 宮崎元死刑囚は同月17日、東京拘置所で刑を執行された。 命令書を開示請求し、公開したのは、ウェブユーザーの質問に専門記者らが答えるサイト「回答する記者団」の運営者佐藤裕一さん(33)。 法務省は「死刑執行命令書の開示請求では、死刑囚のプライバシーに配慮し、一部を黒塗りにしてきたが、鳩山法相以来は全面的に開示している」としている。
普段ならサイゾーの記事なんて取り上げないんですが、ちょうど該当案件と思われる番組を視聴していたこともありちょっと触れてみる。 幸満ちゃん殺害事件の裏にTBSのモラルなき蛮行 http://www.cyzo.com/2009/01/post_1464.html この記事、大事なこと書いてねえなあ。 見ていた私からすれば、カラオケの様子(美川憲一のモノマネしてた)はうつすわ、歩き回る被害者の後ろをつけたり、夜中2時頃突然電話するわ、ほとんど密着独占取材の観すらあった。完全におもちゃにしていたな。なおも凄まじいのは犯人の異常性を強調したかったのか「取材に当たった女性記者が(被疑者に)ストーキングされた!」と煽っていたこと。なにいってんだよ、そういうネタをつかませたくてわざわざ女性記者をつけてたくせに。いまさらながらマスコミにはモラルってのが本当にねえんだなということだけはよくわかった番組でした。
漫画家の楳図かずおさん(72)が東京都武蔵野市に建てた、「まことちゃんハウス」と呼ばれる外壁が赤白のしま模様の自宅をめぐり、近隣住民2人が「景観を破壊する」として外壁部分の撤去などを求めた訴訟で、東京地裁は28日、住民の請求を棄却する判決を言い渡した。 畠山稔裁判長は、楳図さんの自宅の外壁は「周囲の目を引くが、景観の調和を乱すものとまではいえない」と認定し、私生活の平穏を保つ権利が侵害されたとする住民側の主張を退けた。 楳図さんは赤白しま模様のネクタイを締めて出廷。勝訴判決を聞き、一礼した。判決後に「良い結果で、春を皆様よりちょっと先に感じることができた」と話し、報道陣にギャグのポーズ「グワシ」を決めて裁判所を去った。
昨年12月、山梨県北杜市の飯田教典さん=当時(61)=が暴行され死亡、男女5人が傷害致死罪で起訴された事件をめぐり、傷害致死罪の適用に納得のいかない飯田さんの長女(31)が、北杜署員から「何が納得できないんだ」などとののしられていたことが25日、分かった。 長女は昨年12月に始まった「被害者参加制度」を利用して刑事裁判に出廷し意見陳述する意向を持っており、公判前に事件の説明を受けようとした。長女の兄(34)が県警に抗議。県警は発言の事実を認め、遺族に謝罪した。 長女によると、今月17日に北杜署を訪れ、刑事課の署員に「殺人罪が適用されないことは納得できない」と伝えると、署員は「何が納得できないんだ。殺意がないから殺人じゃない。警察は検事の言う通りに動いているんだ」と強い口調でののしった。
山梨県北杜市須玉町大蔵のアパートで2008年12月、近くの飯田教典さん(61)が死亡した事件について、飯田さんの長女が北杜署に問い合わせた際、署員から威圧的な対応をされたとして、遺族が山梨県警に抗議していたことが分かった。 県警監察課は25日、遺族感情を傷つけたとして遺族に謝罪した。 県警によると、長女は、08年12月に始まった被害者参加制度を利用して、公判へ参加したい意向を示しており、事件の容疑者が殺人罪でなく傷害致死罪で起訴された理由などについて問い合わせるため、17日に同署を訪れた。その際に対応した署員が「検事と刑事の違いもわからないのか」などと威圧的に発言し、長女はショックを受けたという。 泣きながら帰ってきた長女から事情を聞いた長男が18日、「もう少し優しく対応できないのか」などとメールで県警に苦情を申し立てた。これを受け、県警監察課は事実関係を確認し、長女と長男に謝罪したという
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