【ロンドン時事】ヘイグ英外相は21日、BBC放送に対し、リビアに対する空爆で最高指導者カダフィ大佐自身を標的とし、殺害することについて「状況次第だ」と述べ、その可能性を排除しなかった。 同外相は「攻撃目標の詳細については明らかにしない」としながらも、「すべては(カダフィ政権側の)人々の行動に関わっている」と指摘。自国民弾圧を継続するなどした場合、カダフィ大佐殺害を目指すこともあり得るとの考えを示唆した。 【関連記事】 〔ルポ〕エジプト民衆革命〜打ち破られた恐怖の壁 〔写真特集〕カダフィ・ガールズ〜たくましき女性兵士〜 〔写真特集〕リビア動乱〜政府軍反撃、内戦状態に〜 〔写真特集〕カダフィ大佐〜「中東の狂犬」と呼ばれた男〜 〔用語解説〕「リビア」