http://shibacow.hatenablog.com/entry/2015/05/24/202444 フェミニズムと弱者男性を語る場合、次の2つのことはよく出てくる。 ・強者女性と、女性一般の話の混乱 ・何故、弱者男性は、フェミニストにその境遇を語るのか? 議論を先取りしてしまうと、フェミニズムには、「自分が強者になった後」の理論が弱い。そして弱者男性がフェミニズムに向けて、何らかのケアを要求するのは、将に「それがかって彼女たちがやったから」だ。 まずフェミニズムで述べらている「男性」や「女性」は個人としての男性や女性をささずに、集団としての男性や女性をさす。つまり、「みずからが女性で大企業の社長」であったとしても、「そのあとに何をすべきか」をフェミニズムは直接にはもたらさない。 ただ、フェミニズムを信じているならば、「男性が窮状に陥っていたとしてもなんらかの対応をするのが誠実だ」