私はケントゥリオP。65535デナリウス。 @centurio_P お腹休めにてんぷらそばさんを見習って古代のパンをいくつか紹介してみんとす。「Loukoumades」古代ギリシャの蜂蜜掛け揚げパン。古代オリュンピア大祭の優勝者等に与えられた由緒ある揚げパン。ギリシャだけでなくトルコでも作られてます pic.twitter.com/2bOA4Qgozo 2015-03-28 14:45:21
1.はじめに 昨年12月に、「和食」がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されました。 私個人は、この件に関して複雑な印象を抱いております。日本の食文化が世界的に評価されたことは喜ぶべきだと思いますが、この件が一部の偏狭な「和食原理主義者」や「食の排外主義者」に利用される可能性があるからです。 「和食」は「伝統的な日本の食文化」であると定義されていますが、これは非常に曖昧な定義です。「伝統」とは一体何でしょうか。「和食」は「伝統的」に世界に自慢できるほど豊かだったのでしょうか。今回は、「和食」と「伝統」の関係について、とある有毒植物を例として考えてみたいと思います。 2.ヒガンバナはどう利用されてきたか ヒガンバナは恐らく中国を原産地とする植物で、日本に人為的に導入されたとされています。水稲栽培の技術を有する人々の手で持ち込まれたのでしょう。水田の周りなどに群生しており
12月ともなると、街のあちこちでクリスマスケーキのチラシを見かけるようになる。最近は、ブッシュ・ド・ノエル(薪の形をしたチョコレートのロールケーキ)をはじめ、色とりどりに飾りつけられたケーキがたくさんある。そのどれもがおいしそうに見えるのだが、クリスマスケーキをいざ買う段になると、なぜかいつも定番のショートケーキに手が伸びてしまう。 真っ白の生クリームに、あざやかな赤い苺。そこにざっくりとフォークを突き刺して、ほおばれば、ふんわりとしたスポンジになめらかな生クリームが溶け、苺のフレッシュな甘酸っぱさがきゅっと広がる。シンプルにして完璧な三位一体の組み合わせ。何度食べてもおいしい、飽きのこない味。それがあらかじめ分かっているだけに、ついついショートケーキに回帰したくなるのだ。 それほど好きなショートケーキだが、その来歴についてはこれまでほとんど知らなかった。この連載を始めるまでは、ショートケ
日本ではロシア料理自体がマイナーであまり知られていません。 そのロシア料理の中にソビエト時代に作られ、食べられてきたソビエト料理なるジャンルがあるそうです。 物が少なかったソビエト時代に、手に入る少ない材料で作れるよう工夫された料理だとか。 そんな日本ではめったにお目にかかれないソビエト料理を紹介したいと思います。 以下翻訳です。 Советская кухня ソビエト料理 いろいろな国の料理があるが、「ソビエト料理」という言葉は見たことがない。 だから気になったのだ。料理があるのに言葉がないなんて。 この記事は主観的な立場から子供のころの思い出にもとづいて書いたもので、なにか異議などあったらぜひ指摘してください。 ソ連時代は面白い料理がたくさん発明された。それらはソ連に入っていた共和国の特徴をソ連の主婦の手で混ぜたようなものでとても独特である。 さあ、見ていこう。 Сельдь под
以前はインスタントコーヒーの瓶が並んでいたはずの棚を、いつの間にか様々なスティックコーヒーが占拠するようになったのだ。 スティックコーヒーとは、インスタントコーヒーに砂糖や粉末のミルクを加えて、1杯分ずつ小分けし、スティック状に包装した商品。カップにあけてお湯を注ぐだけでカフェオレやカプチーノが楽しめる。 コンビニエンスストアやファストフードなどがコーヒーに力を入れている中で、各コーヒーメーカーはスティックコーヒーに力を入れている。群雄割拠のコーヒー時代、スティックコーヒーは生き残りのための切り札となるだろうか。 “絶滅危惧種”と化した大容量瓶詰め コーヒーの魅力は湯気とともに立ち上る香りとさわやかな苦み。その独特の味わいで世界中の人を魅了してきた。 日本では、江戸時代にオランダ商館に持ち込まれたものがコーヒーの始まりとされるが、本格的に飲まれるようになったのは明治時代になってからだ。戦後
夜道にぽつんと灯る明かり。遅くまで仕事をして帰ってきた堀越二郎は、その明かりに近づいていく。明かりの先は、駄菓子とパンを商う店。二郎は「シベリアを2つおくれ」と言う。それを聞いて店主は、パンの間に黒いものを挟んだサンドイッチ状の三角形のものを新聞紙に包んで渡す――。 これは、2013年7月に封切りになった宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」の1シーンだ。主人公の二郎が買ったこの「シベリア」なるお菓子らしきもの。それがいったい何物なのかとちょっとした話題になっている。 実は私は、この映画を見たときに「あ、あのシベリアだ!」と思った。というのも、本連載で前にメロンパンを調べていたときに、雑誌記事に懐かしのパンとしてシベリアが出てきたからだ。 そこには、カステラもしくはスポンジ生地に羊羹を挟んだもので、日本人が考案したものといった解説があった。いかにも昔の人が考えそうな組み合わせの菓子パンだなあと記憶
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/29(月) 19:58:47.05 ID:zs8pW6GkO 3 NULLP●N ◆NULLPO/3eM :2013/04/29(月) 20:00:15.54 ID:UKrXajCd0 フィレオフィッソュ 4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/29(月) 20:00:20.16 ID:YIcDeUjU0 5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/29(月) 20:00:29.35 ID:kDPzYBxd0 ビッグマックってこの頃からあったんただな 6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/04/29(月) 20:00:43.44 ID:yaWazVOg0 たっかwwwwww 7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ビッグコミックスピリッツ連載の漫画『バンビーノ!』の先週の話にトマトがないの時代のイタリア料理という内容があり、それに関連してその時代の料理としてジャガイモの使用が妥当かどうかが話題になっている。 ・漫画「バンビ〜ノ!」のミスに感じた「料理の定義」の難しさ - バッタもん日記 ・【バンビーノミス疑惑】トマトは料理に使わないけど無いけどじゃがいもは使う時期って無かったっけ? - 情報の海の漂流者 自分がこのトピックで思い出すのは『マリー・アントワネットの料理人』(原作・白川晶、作画・里見桂、集英社)で、主人公の料理人が当時ヨーロッパでは食べられていなかったトマトを使ってスパゲティを作る話だ。 マリー・アントワネットの料理人 2 (ジャンプコミックス デラックス) 作者: 里見桂,白川晶出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/04/04メディア: コミック クリック: 148回この商品を
小学館の週刊誌「スピリッツ」に「バンビ〜ノ!」という漫画が連載されています。イタリア料理店を舞台とした若い料理人の成長譚です。今週号で見逃せないミスがあったので記事にします。 劇中ではトマトの致命的な病気が世界的に大流行してトマト生産が壊滅し、トマトが手に入らなくなってしまいました。イタリア料理でトマトが使えないのは大問題です。しかし、トマトはもともと南米原産で、大航海時代にヨーロッパに導入されるまでは料理に使われていませんでした。そこで、大航海時代以前のイタリア料理を再現することで、「トマトなしのイタリア料理」を作ろう。というのが今回の粗筋です。 ミスとは、大航海時代以前の「古代ローマ」、「ルネサンス」時代のイタリア料理を再現するはずなのに、トマトと同様に南米原産で、大航海時代にヨーロッパに導入されたジャガイモが使われていることです。結論から言ってしまうと、作者と編集部の単純な調査不足で
商売柄、台所に立つことは多いが、こんなに深遠な場所であったとは知らなかった。 まず、台所は人間の「外部器官」である、と著者は言う。人間は他の生物を食べて生きているわけだが、そのまま生食できるものを除けば、基本的に切り刻んだり、火を通したりして食べる。すなわち台所は、この工程を担う、人間の体外にある最初の「消化器官」であるととらえるのだ。これは逆に言えば、台所は生態系のもっとも人間社会に近い中継地点ということになる。自然を加工し、その栄養を摂取する最終地点であると同時に、体内から飛び出した人間の器官なのである。 そう考えると、原始時代、火を手に入れた人間が、焚き火で炙って食べる、その火こそが、消化器官としての台所の原型とも言えるだろう。そこから「信仰、畏怖の対象としての台所」という視点が出てくる。ギリシアのオリンポス12神のヘスティア、日本の庚申様など、台所には「竈神」がおり、古代ゲルマンで
ドイツのクリスマスとシュトレンパン文化研究者舟田詠子さんの講演の内容をお伝えします。ドイツの静かなクリスマスと伝統のパン菓子シュトレンの呼称、歴史と背景、レシピ、ドレスデンのシュトレン祭、そしてパン屋さんの話。 ドイツのクリスマスと伝統のパン菓子シュトレン 「今、日本のパン屋さんには世界中のパンが並んでいます。 イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、アラブのパンなどなど、 こんなにいろいろなパンを食べている国は世界でも日本だけといってもよいかもしれません。 でも、世界の人びとがパンをどのように大切なものとしてきたか、という文化については あまり知られていないのです。」 そう語る舟田詠子さんはパン文化の研究者。20年以上にわたって、ヨーロッパ各地で実地調査と文献研究を行っています。 その著書『パンの文化史』(朝日選書)の中で、次のようなことが書かれているのを、興味深く読んだことがありました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く