壺齋散人漢詩を読む。併せて中国文化について考える。中国文化は、世界でもっとも古い文化であり、かつ日本人に決定的な影響を与えた。その中国文化を、現代の日本人が軽んじているのは残念なことだ。日本人の民族性のみならず、人としての生き方についても中国文化は模範となってきた。その中国文化を、主に漢詩を読むことを通じて体得したい。漢詩は、詩経国風に始まり、唐宋の偉大な詩人を経て、現代にいたるまでカバーしたいと思う。また、中国史についても、覚書風の考察を加えたい。 漢字は原則として正字体を用いた。しかし漢字の中には、筆者の使用している変換ソフトでカバーできないものもあるため、その場合には、類似の別の字で代替させた。それでもなお適当な字がない場合には、?で表示した。正確な漢字については、ブログ本館の記事に当たられることを薦める。