千代の富士は(瞬時の)左上手を捕まえたところで勝ちを(おそらく)確信します。視聴者も全員「こりゃ寺尾だめだ」「よく張り手でがんばった」「けど千代の富士にはかなわない」「寺尾もここまでか」「勝負あった」「いい相撲だった」空気に包まれます。場内の歓声がそれを物語ります。 www.youtube.com 千代の富士が(半ば)強引に行ってしまう。33歳。(ほんのわずかの)「老い」「大成」「慢心」の入り口に、寺尾25歳が冷や水を浴びせかける。寺尾って、こうでしたね。祖父が贔屓にしていました。
突っ張り一本やりの気っぷのいい相撲と、甘いマスクで一世を風靡(ふうび)した元関脇寺尾の錣山親方(本名・福薗好文)が17日、東京都内の病院で死去した。60歳だった。父が名関脇、3兄弟も関取で逆鉾との兄弟同時関脇も達成。通算出場など、数々の出場回数記録で歴代10傑入りするなど、116キロの細身の体ながら“鉄人”の異名も誇った。以前から不整脈など心臓に持病を抱えていた。先月の九州場所も全休して約2カ月間入院。その後退院し、復帰に向けてリハビリを続けてきたが、体調が急変した。 錣山親方の危篤の報を受け、弟子の小結阿炎(29)らは急きょ、冬巡業が開催されていた関西から帰京した。入院していた都内の病院で錣山親方は、関係者らにみとられたようだ。先月の九州場所も不整脈で入院し休場していた。昨年九州場所で愛弟子の阿炎が、錣山部屋史上初の幕内優勝を果たした時も心臓の病気で入院中だった。「心臓で入院しているのに
大相撲で久しぶりに名古屋場所が開催され、久しぶりに15日間フル出場した白鵬関が全勝優勝で復帰するという異次元な事態を目撃しかんたんしました。 いろいろ物議はかもすのでしょうけど、数年先数十年先から見ても歴史に残るような場所になった気がしますので今場所を見届けることができてよかったなあと思います。 www.sumo.or.jp www3.nhk.or.jp 幕内力士の勝ち越し勢は次の通りです。 15勝 白鵬(優勝) 14勝 照ノ富士 12勝 琴ノ若(敢闘賞) 11勝 玉鷲 10勝 逸ノ城、豊昇龍(技能賞)、宇良 9勝 霧馬山、石浦 8勝 正代、御嶽海、明生、隆の勝、宝富士、北勝富士、 照強、志摩ノ海、千代翔馬、剣翔、一山本 千秋楽の解説で北の富士さんが白鵬関の心境を「凡人には分からない」と仰っていましたけど……いい意味でも悪い意味でも、確かに白鵬関はもう凡人の世界線では生きていないような気が
1月の終わり、相撲友達のまるちゃんからLINEが来た。 「2月1日の豪風引退相撲のチケットまだあるみたいなんですけど行きませんか。私は例え一人でも行きます!」 ミーハーな私は即答で「行く!」と返事したが、もう一人の相撲友達つるちゃんはその日に予定があるという。だがしばらくして返事が来た。 「今豪風のTwitter見てきたら、席埋めてあげないとって思った。途中からだけど行くよ!」 2月1日は宜しくお願いします✌️ https://t.co/KK5CHwtSq4— 押尾川 旭 (元豪風) (@2zqFXRhmQOp33MC) 2020年1月27日 すごい。つるちゃんもまるちゃんも、なんという愛情の深さなの・・・。内館牧子に負けてないよ、その愛情。引退相撲を見るのはこれで2度目だ。 1回目は日馬富士の時で、辞め方が辞め方だったものだから、司会をしていたNHKの藤井アナが「写真は撮って頂いて結構で
連休を利用して福岡の実家に帰って来た。最近、日馬富士と貴ノ岩の件で話題になっている「 相撲茶屋 貴ノ花」は、僕も子供の頃何度か行ったことがある。はじめて貴乃花親方に会ったのもこの店だった。若花田と貴花田の初土俵の次の日だった。 大関貴ノ花の親代わりのような人が福岡県田川市にいて、「 相撲茶屋 貴ノ花」をやっていた。今は息子さんの代になっているが、貴乃花親方は引退後も田川市によく来ていて、田川場所をやったり、「 相撲茶屋 貴ノ花」の奥に部屋を作ったりした。 昨日、店に材料を取りに行って、家でちゃんこを作った。報道の人が店の前に10人くらい一日中控えているような状況なので、店の中で食事するのはやめておいた。 メニューは「大関ちゃんこ鍋」2,415円と「小結ちゃんこ鍋」1,890円がある。店でも持ち帰りでも同じ値段だ。貴ノ花が大関なので、この店では大関が一番上なのだ。一人前がお相撲さんの一人前に
横綱の日馬富士による貴ノ岩への暴行事件が連日報道され、 大いに揺れ動いている相撲界ですが、 ちょっと前にその相撲界の親方衆によって 和気藹々と歌われた楽曲がありました。 おやかたオールスターズの「ハッキヨイ!大相撲 ひよの山かぞえ歌」です。 参加している親方は10人だそうで、 二所ノ関親方(元関脇・金剛) 錣山親方(元関脇・寺尾) 高砂親方(元大関・朝潮) 錦戸親方(元関脇・水戸泉) 尾車親方(元大関・琴風) 安治川親方(元前頭1・敷島) 玉ノ井親方(元大関・栃東) 佐ノ山親方(元大関・千代大海) 常盤山親方(元小結・隆三杉) 三保ヶ関親方(元大関・増位山) です。 貴乃花親方や、その貴乃花親方に謝罪しに行ったものの ガン無視された日馬富士の師匠である 伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)は参加してませんね。 あの映像、プロレスチックで面白かったなぁ。。。 ゆる~い感じの曲調。 お相撲さんは歌が
桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫) 作者:橋本 治発売日: 1998/04/01メディア: 文庫橋本治の桃尻語訳枕草子に言わせれば「春って曙よ!!」だが、私には「春って野球よ!!」だ。 プロ野球も開幕したが、何より高校野球だ、春季大会だ。 久々の保土ヶ谷球場。春の保土ヶ谷は本当に気持ちいい。 今年の円陣。 何度も春がめぐる間に私もすっかり年をとったんだろう、今までは大人っぽく見えていた選手たちがものすごく子供に見えるようになってきた。 体は大きいし、いっちょ前に男みたいな顔してるけど子供なんだなあ…としみじみしてしまいながら、高校生たちの青い春を見つめる。 春は曙。その曙を楽しむかのように朝4時に起き、始発で向かうは国技館。 今日は夏場所の稽古総見だったのだ。もう夏場所か。 旧暦の名残とは言え、夏なのか。 早朝からずらっと並ぶ尻の数々を去年も見たな。 去年の仙台場所、すぐ近くにいるこの超
行ってきました、大相撲九州場所。 相撲ってめちゃくちゃカッコイイ。 ~天神からバスで福岡国際センターへ~ バスは福岡国際センターの目の前で停まります。 どこで降りればいいのか・・・と悩まなくても、のぼり旗がずらーっと並んでいるのがバスの窓から見えてくるので、そこで降りれば良いです。 ちなみに帰りも会場前の同じバス停から博多行きと天神行きの臨時バスがどんどん出ているので、焦って帰らなくても大丈夫。 先にバスを降りた祖母がカメラを持って走り出しました。力士の入り待ちをするために。(写真の会場入り口前に集まっている人たちは入り待ちをしている人たちです) ポツンと置いて行かれた私は、会場前でボケーっと30分ほど祖母を待っていました。 ~ようやく会場の中へ~ うおー!テレビで見ているまんまだ!と祖母と一緒に感動。 中では十両力士たちが戦っていました。 胃痛と戦いながら取れた席はマスA席。 祖母への誕
www3.nhk.or.jp 千代の富士、逝く。 僕にとっては、子どもの頃みていた「最強の力士」が亡くなってしまったわけで、あまりにも強くてみんなに愛されている千代の富士がどうしても好きになれず、ライバルだった隆の里のほうをひっそりと応援していた記憶があります。 この訃報を聞いて、僕は実家にある一枚の色紙のことを思い出しました。 それは、もう30年前くらいに、僕の父親がもらってきた、千代の富士の手形なのです。 その横では、笑顔の父親と千代の富士が並んで写真に収まっています。 大横綱のタニマチ、になれるほどの大金持ちではなかった父は、地元に千代の富士が巡業に来た際に励ます会のようなものに出席して、これをゲットしてきたのです。 父によると、「この手形と写真のために、けっこうなお金を遣った」のだとか。 そうやって、子供たちに有名人とのツーショットを自慢しようとした父親のもくろみは、見事に外れてし
今年は久々にオザケンのライブがあるのだけれど、見事にチケット申込みすべて外れた。前回のライブも全部はずれた。岡村靖幸のライブも全部はずれた。 そんな訳でチケット予約抽選なんて一生当たらないのではないかと思っていたけれど、めでたく大相撲五月場所初日の抽選は当たりました。やったー!やったー!チケット抽選にも当たりはあるのだ!しかも初日だよ!八角理事長の協会挨拶が聞けちゃうよ。 喜びのままに前回の初場所の写真でも貼っちゃう。 正代×佐田の海。後ろの隠岐の海のグラビアアイドルみたいなポーズに目を奪われる。 そんな隠岐の海と妙義龍。「妙技龍は体脂肪率22%よ!」と横から私の相撲師匠つるちゃんが囁く。22%!アスリートだな、妙義龍。 ちなみにこの日の戦利品、大相撲協会LINEフレンド限定のクリアファイルとつるちゃんおすすめの「TOKYO」と書かれたパンフレットと観戦記念証。パンフレットの背中は白鵬だろ
大学時代の友人つるちゃんは昔から相撲好きだった。「相撲=デブが裸でぶつかり合う、これが国技だなんて」と思っていた当時の私は「なんと酔狂な」と呆れていたものだが、相撲に興味が出始めた途端、私の中でつるちゃんが師匠に変わった。 9月に久々につるちゃんと会った折、「最近相撲好きなの。いろいろ教えてね」と言ったら、つるちゃんは快く頷き「初場所誘うよ!」と言ってくれた。そして11月、そんなつるちゃんからメールが来た。 「初場所のチケットの先先行予約が始まるんだけど行く?」 行く行く!!もう発売なのか、そして先先行があるのか。驚きつつ自分の都合の良い日を告げると「その中だったら、中日がいいね」とプロっぽい発言を残してつるちゃんはチケット予約に挑んでくれた。チュウニチじゃない。ナカビだ。そうか、ナカビはやはり大事な日なのか。 しかし先先行は惜しくも敗れ去ったらしい。そんなに相撲のチケットって大人気なのか
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