おはようございます。大学時代の恩師に「あなたの文章はとてもおもしろいけれど、ときどき自分に酔っていることがある」と言われたことがあります。このことばを聞いてとても嬉しかったことを今でもはっきりと覚えています。 この先生に提出するレポートはずっと挑戦のつもりで書いていました。ほかの先生になら「もっと無難な書き方をしておこう」と思うような内容でも、その先生には遠慮なくそのまんま提出しました。 なぜなら「わかってくれている」という信頼があったからです。書こうとしていることをわかってくれている。おもしろいと思ってやっていることをわかってくれている。狙ってはずしていることをわかってくれている。ボケていることをわかってくれている。 だからこそ「あなたの文章はとてもおもしろいけれど、ときどき自分に酔っている」と言われたときに「やっぱりわかってくれている」と思ったわけです。きっとその「酔い」は今でものこっ