44年間に渡ってハリウッドの第一線で活躍し続けるジョージ・クルーニー(2021年10月、ロンドン) Henry Nicholls-REUTERS <「酔った勢いで問題発言をしないようSNSの利用を避けている」と晩酌好きのジョージ・クルーニーは語る。「私生活を自ら発信しない」主義を貫くスターは他にもいる> SNSの利用が当たり前となった今も、頑なにソーシャルメディアから距離を置くハリウッドスターもいる。映画『オーシャンズ』シリーズやアカデミー賞助演男優賞を受賞した『シリアナ』(05年)で知られるジョージ・クルーニーもその一人だ。 SNS時代となった昨今、炎上など著名人がトラブルに巻き込まれることも珍しくない。また、スマホやSNS依存が増える一方で煩わしさや過度の疲労を感じる「SNS疲れ」が問題にもなっており、SNSから距離を置く「SNSデトックス」を宣言するセレブも増えている。しかし、197