アメリカでは、7月の半ばから8月にかけてデパートや文房具店などがこぞって“Back to School Sale”というセールを行います。こちらでは9月が新入学期の季節。長い夏休みが終わって新しい学期が始まるワケですが、そのために新しい筆記用具や衣類をそろえたりするのが今の時期なのです。 8月に入ると、学校や幼稚園から“School Supply List”という必要な品が書かれたリストが家庭に配布されるのですが、これが半端な量じゃないのです。これを片手に親はお店を駆け回り、新学期を前に興奮気味の子どもたちを落ち着かせながら(時には叱りつけながら)、クレヨンだの、はさみだの、定規だの、時にはなぜかティッシュやビニール袋、ハンドソープに至るまで、いろいろなアイテムを買いそろえなくてはなりません。ちなみにこの大量の学用品購入に要する金銭的な負担を少しでも緩和するために、私の住むミズーリ州では、