フランスの家庭料理は、一度にたくさん仕込んで数日で食べきるのが主流。これをヒントに、旬の大型野菜をまるごとムダなく使い回すワザを料理家の上田淳子さんに教えてもらいました。 すべての画像を見る(全8枚) 上田さんが料理の修業をしたフランスでは、肉も野菜もキロ単位で売られているから、一度に大量に仕込むのが当たり前だったそう。 「いくつも料理をつくりおくのは大変ですが、煮込みやスープをたっぷりつくるのにそう手間はかかりません。つくった日はそのまま食べ、翌日以降は食材をプラスしたり、味を変えたりして食べきるのがフランス式なんです」 この方法なら毎日の食事づくりの負担が減って、食材が半端に残らないから冷蔵庫もすっきり。食材のロスも食費もムリなく減らせます。 ●フランス式食材使い回し術とは? 手間がかからないシンプルな料理をまとめて仕込んだり、下ごしらえを一度にすませて食材をムダなく使いきり。これをア