ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった山中伸弥京都大学教授に対し、野田内閣の閣僚有志16人が新しい洗濯機を購入するための祝い金16万円を贈ることになった。 田中文部科学相が19日の記者会見で明らかにした。山中氏は受賞の報を受けた際、洗濯機を修理中だったとされることから、田中氏が16日の閣僚懇談会で洗濯機贈呈を提案した。 田中氏は「ドクター(山中氏)が昨日上京していたので、人を介して目録を渡した」と説明。文科省などによると、藤村官房長官、前原国家戦略相、樽床総務相は出身選挙区の関係で、寄付行為を禁ずる公職選挙法に触れる恐れがあるため、3人を除く16人が個人的に1万円ずつ贈ることに決めたという。