ブックマーク / jmiyaza.hatenablog.com (1)

  • 片山杜秀「未完のファシズム」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    新潮選書 2012年5月 司馬遼太郎史観への異議申し立てのようなである。 要するに明治の日露戦争あたりまでは日はまともであったが、昭和の太平洋戦争のころにはそれがまったく失われてしまったという見方への抗議である。明治対昭和、日露戦争と太平洋戦争という構図に対して、しかし、その間に大正という時代があったし、第一次世界大戦もあったではないかということである。 わたくしは不勉強なので、第一次世界大戦というのはヨーロッパの戦争で、日は蚊帳の外であったと思っていた。それで、最近の「お勉強」で明治大学での日の近代の歴史の講義で第一次世界大戦中に日の海軍が英国の輸送船団の護衛の役を務めていたことを知りびっくりし、さらにこの片山氏ので、青島のドイツ要塞を日陸軍が攻撃陥落させていたことを知って呆然としている。 なんでそのような思い込みをしていたのか考えてみると、第一次世界大戦は古き良きヨーロッ

    片山杜秀「未完のファシズム」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
    angmar
    angmar 2012/06/13
    しかしまあ今ある地点からの漸減的撤退なるものを理性を以って綺麗に完遂することが人間には可能なの?とも。どうあっても抗し得ない物量を前に「戦い続けねばならない」とき、発狂するしかないのでは?(今現在の話
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