Published 2022/12/30 00:17 (JST) Updated 2022/12/30 00:35 (JST) 【ダッカ共同】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が滞在中のインド東部ビハール州の仏教聖地ブッダガヤで29日、スパイの疑いがある中国籍の女が地元警察当局に拘束された。インドメディアが報じた。 地元警察が人相書きを公開し、市民に交流サイト(SNS)などを通じて情報を拡散するよう呼びかけ、行方を追っていたという。ダライ・ラマは29~31日の日程で、ブッダガヤで法話会を開く予定で、厳重な警備が敷かれていた。 ブッダガヤは釈迦が悟りを開いた場所として知られ、海外の観光客も多い。ダライ・ラマの後継者選出を巡り、中国は主導権を主張。ダライ・ラマ側は警戒している。