画像説明, スウェーデン北部キルナにある国営鉱業会社LKABの鉄鉱山。ヨーロッパでは現在、レアアースは採掘されておらず、ほぼすべてを中国に依存している
画像説明, スウェーデン北部キルナにある国営鉱業会社LKABの鉄鉱山。ヨーロッパでは現在、レアアースは採掘されておらず、ほぼすべてを中国に依存している
Published 2023/01/05 09:24 (JST) Updated 2023/01/05 09:25 (JST) 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は4日、中国で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受けた統一対応に関し、中国からの全渡航者に出発前48時間以内の陰性証明を求めるよう加盟国に強く勧告することを決めた。議長国スウェーデンが発表した。 大部分の加盟国は出発前検査を求めることに賛成し、フランスは5日からの措置導入を決めているが、加盟国の全会一致には至らず、勧告にとどまったとみられる。 EU各国は4日、危機対応を協議する会合を開催した。中国と結ぶ航空便の全乗客にマスクの着用を推奨することで合意した。
Italy, Milan, Malpensa airport. Photographer: Giovanni Mereghetti/UCG/Universal Images Group/Getty Images 中国での新型コロナウイルス感染再拡大で同国からの渡航者に検査を義務付ける動きが広がっており、米国とイタリアもこれに加わった。新たな変異株出現のリスクに対する懸念が強まっている。 日本と台湾は水際対策を強化する措置を今週発表。韓国なども同様の措置を検討している。実際の数字はなお不透明だが、中国では先週、コロナ新規感染が1日当たり3700万人近くになった可能性があることを国家衛生健康委員会の内部資料に掲載された推計が示した。そうした中で中国当局は26日、コロナ対策として入国者に義務付けてきた隔離措置を来年1月8日から撤廃すると発表した。 中国では、新型コロナを徹底的に抑え込む「ゼロコロ
ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア軍は19日、東部の制圧を狙ってミサイルや大砲による無差別攻撃を強めた。ウクライナ軍は祖国と独立を守るため徹底抗戦の構えだ。ジョー・バイデン米大統領は同日、日本や欧州の同盟国首脳らとオンライン会合を開催し、ロシアへの圧力強化やウクライナ追加支援を協議した。こうしたなか、ウクライナ軍が立てこもり、一般市民も避難している南東部の要衝マリウポリの「アゾフスタリ製鉄所」が注目されている。東京ドーム約235個分という敷地内には巨大な地下要塞が建設され、核攻撃にも耐えられるというのだ。 ◇ 「作戦は次の段階が始まった。作戦全体にとって重要な局面だ」「(東部2州を制圧するまで)作戦は続けられる」 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は19日、インドのテレビ局のインタビューでこう語った。ロシア国防省は同日、東部のルガンスク州のほか南部で計1260カ所をミサイルなどで攻撃したと発
韓国KBS番組内でウクライナ義勇軍の位置を表示…「露軍に爆撃座標知らせたようなもの」 ▲KBSが表示した座標に位置するホテルの内部の写真(上)とインタビュー映像(下)。額縁やカーテンの色などを照らし合わせてみると、同じ場所のように見える。写真=インターネット・コミュニティ-・サイトより 「KBSがウクライナ国際義勇軍のいる位置をさらし、危険に陥れているのではないか」と騒動になっている。 韓国KBSは28日、ウクライナ国際義勇軍の兵士として参戦中だと主張する韓国人青年2人のインタビュー映像を報道した。レポート前のキャスターのコメントで、「取材陣は青年たちが提供した写真のGPS(衛星利用測位システム)の位置の数値を分析し、インタビュー時、彼らがウクライナのリビウにいることを確認した」とした。画面には青年たちの所在地と推定される地域を地図上に表示していた。 放送後、インターネット・コミュニティ-
ロシア軍が補給に苦しんでいる。軍車両の燃料、兵士の食糧の補給は戦闘を続けるための必需品だが、現代の兵站(へいたん)の要は通信機能の充実だ。 プーチン大統領は、手元に集められた情報から、おそらく短期での勝利を確信していたのだろう。だから、戦闘が長引き戦線が広がるにつれて、兵員そのものも増強せざるをえなくなっている。 その肝心の部隊間の通信に、ロシア軍は問題を抱えていると指摘されていたが、ある司令官の死が、はからずもロシア軍の通信機能の問題点を浮き彫りにした。 ■ 死亡報告はやすやすと傍受された… ウクライナ軍情報当局は、3月8日、ロシア第41軍第一副司令官ヴィターリー・ゲラシモフ少将がハリコフ近郊の戦いで死亡したと発表した。 ウクライナ侵攻が始まって以来、ロシア軍の上級司令官の死亡はゲラシモフ少将で2人目だ。最初に死亡したのもハリコフに攻め込んだ、同じ第41軍の副司令官だった。 職業軍人とは
身代金要求型のコンピューターウイルスによるサイバー攻撃を行う犯罪グループが、トヨタグループの大手自動車部品メーカー「デンソー」の機密情報を盗み、公開すると、ネット上の闇サイトに声明を出したことがわかりました。 デンソーは「ドイツにある拠点でネットワークへの不正アクセスを確認し、調査している」としています。 情報セキュリティー会社の「三井物産セキュアディレクション」によりますと、日本時間の13日午後、「Pandora」と名乗るサイバー犯罪グループが、ダークウェブ=インターネット上の闇サイトに、愛知県に本社のあるトヨタグループの大手自動車部品メーカー、デンソーの機密情報を盗みとり、公開すると声明を出したことがわかりました。 それによりますと、発注書やメール、図面など、15万7000件以上、1.4テラバイトのデータがあるとしています。 「Pandora」は、身代金要求型のコンピューターウイルス、
【パリ=谷悠己】コーカサス地方のジョージアと東欧モルドバが3日、欧州連合(EU)に加盟申請した。両国はともにロシアとの領土問題を抱える旧ソ連構成国。ウクライナに続く侵攻の標的だとも指摘されている。ロシアの脅威を前に、欧州の西側諸国との関係強化を求める動きが加速している。 2008年にロシアの軍事侵攻を受けたジョージアのガリバシビリ首相は声明で「欧州の保護と発展のために貢献し続ける」と言明。ウクライナが先月末にEU加盟を正式申請したことが、かねて加盟を模索していた両国の決断を後押ししたとみられる。 EUにはセルビアなどのバルカン諸国やトルコも加盟申請し、数年越しの交渉が続いている。ミシェルEU大統領は加盟国の拡大について「加盟国内にさまざまな意見があり、デリケートな話題だ」と述べており、3カ国が実際に加盟できるかは不透明だ。
英コーンフォールでのG7の間、SPを引き連れて歩くバイデン米大統領。小さな町に6500人の警官が配備された(6月13日) Doug Mills/REUTERS [ロンドン発]先進7カ国首脳会議(G7サミット)が6月11~13日に開かれ、G7、欧州連合(EU)、韓国、オーストラリア、南アフリカの首脳、政府代表をはじめ、世界中のメディア、警備に当たる警察官6500人が結集した英南西部コーンウォールで新型コロナウイルスの新規感染者が激増している。ほとんどがデルタ(インド変異)株とみられている。 7月23日に開幕する東京五輪・パラリンピックは海外からの観光客はシャットアウトして行われるものの、世界中から選手や関係者ら10万人近くが来日する。すでにウガンダ代表選手団9人のうち1人の陽性が判明しており、五輪・パラ開催によって再生産数(R)が最大で7とされるデルタ株が蔓延することが懸念される。 地元メデ
デルタ株は日本でも12都府県で検出されている(写真は6月15日、オリンピックの準備を監督するために来日したコーツIOC副会長) Issei Kato-REUTERS <ワクチン接種が進んだイギリスで、インド変異株(デルタ株)の感染爆発が止まらない。オリンピック開催を控えた日本は、その脅威を封じ込められるのか> [ロンドン発]ワクチンの1回目接種が成人人口の8割、2回目は58%に達したイギリスでデルタ(インド変異)株の感染爆発が止まらない。1日当たりの新規感染者はついに9千人を突破した。英イングランド公衆衛生庁(PHE)の感染症担当スーザン・ホプキンス博士は6月16日、下院科学技術委員会でデルタ株の再生産数(R)は7に達する恐れがあると警告した。 Rは感染した人から何人に二次感染するのかを表した数字。ホプキンス博士は「デルタ株はアルファ(英変異)株に比べると広がり方が40~80%も増している
英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が共同開発した新型コロナウイルスワクチン(2021年4月2日撮影、資料写真)。(c)LOIC VENANCE / AFP 【4月3日 AFP】(更新)英国の医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は3日、英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)と英オックスフォード大学(Oxford University)が共同開発したワクチンについて、接種を受けて血栓ができた30人のうち7人が死亡したと発表した。 MHRAはAFPに送付した文書で、「3月24日までに血栓ができたと報告された30人のうち、残念ながら7人が死亡した」と明らかにした。 MHRAによると、血栓ができた30人に関する報告は、国内で1810万回分のワクチン接種が行われた後に医療従事者や一般市民が政府のウェブサイトを通じて行ったもの。 30人中22人には脳にできる血栓としてはまれな脳静
【読売新聞】 ドイツ政府は3月30日、英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの使用を原則60歳以上に限定することを決めた。60歳未満のワクチン使用者で、接種後に血栓ができて死亡した事例が相次いで確認されていることを受けた措置だ
英国で流行が拡大する変異した新型コロナウイルスは、英エディンバラ大などの研究で、現在世界で流行するタイプに比べ、ウイルス表面にあるスパイク(突起)先端の分子1個が変化していることがわかった。 他にも変化した分子はあるが、スパイクは細胞に感染する時に必要な構造に当たる。変異種が拡大した9月以降に英国で病状が重くなるなどのデータはなく、専門家は冷静に分析を待つよう呼びかけている。 今回のウイルスは、今年3月以降に出現した欧州型(D614G)がさらに変異したもので、遺伝情報の変化の特徴から「N501Y」と呼ばれている。 英医療当局の諮問機関の発表によると、この変異種は欧州型など他の新型コロナウイルスに比べ、約1・7倍速く感染が広がっている可能性があるという。デンマークやオーストラリアなどの感染者は英国由来とみられるが、最初に変異したウイルスがロンドン発祥か他の地域から持ち込まれたのかはわかってい
スウェーデン・ストックホルムで記者会見するステファン・ロベーン首相(2020年12月18日撮影)。(c)Jessica GOW / various sources / AFP 【12月19日 AFP】(更新)スウェーデンのステファン・ロベーン(Stefan Lofven)首相は18日、新型コロナウイルス対策として、混雑時の公共交通機関でのマスク着用を初めて推奨した。同国ではこれまで、医療施設以外でのマスク着用は奨励しておらず、コロナ対策で方針転換した形だ。 ロベーン首相は首都ストックホルムで開いた記者会見で、新たなコロナ対策を発表。その中で、公衆衛生局は今後マスクを推奨していくと明かし、「公共交通機関では一定の時間帯にマスク着用を求める」と述べた。(c)AFP
感染再拡大、旅行が原因 英、遺伝子解析で結論―新型コロナ 2020年12月10日20時34分 英スコットランド自治政府のスタージョン首相=8日、エディンバラ(AFP時事) 【ロンドン時事】英スコットランド自治政府のスタージョン首相は9日の記者会見で、今夏以降の新型コロナウイルスの感染再拡大は旅行が原因だったと発表した。英科学者チームがウイルスの遺伝子配列を解析した結果、夏季の旅行によって英国内外からウイルスがスコットランドに持ち込まれたと結論付けた。クリスマス休暇を前に、不要不急の旅行の自粛を住民に改めて呼び掛けた。 日本、脱コロナは22年4月 ワクチン接種出遅れ―英調査 感染拡大中の日本では、政府が推進する観光支援策「Go To トラベル」をめぐり、菅義偉首相が「感染拡大の主要な要因とのエビデンス(証拠)は存在しない」と主張している。スコットランドの調査結果は日本の議論にも一石を投じる可
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