遥か遠い南の島に、「おんな村」は実在した! 往年の川口浩探検隊シリーズをイメージした1行目で書いてみたが、実際に日本には「おんな村」という村が存在するのだ。思春期からいまだ抜け出せていない者としては、行くしかないだろう。 これまでも、ちんちんと聞いてついニヤニヤしてしまう自分にサヨナラしようとしたり、桃にパンツを履かせたりすることで自分改革を図ろうとしてきたが、今ひとつうまくいかなかった。おんな村への訪問は、そうした試みの総決算としても考えたい。 虎穴にいらずんば虎児を得ず。そういう覚悟で、おんな村を訪れてみました。 (text by 小野法師丸) ●早速オチを言います 遠い南国にあるという「おんな村」。「ザ・おんな村」と、意味なく定冠詞をつけると、響きの魅力がグッと増す。使命感にも似たものを抱いて実際に訪れてみたわけだ。 このテンションで引っ張り続けるのもつらいので、早速答えを言います。