ドジャース大谷翔平投手(29)の通訳を務めてきた水原一平氏(39)がスポーツ賭博の沼にはまっていった過程を20日付のESPN電子版が伝えた。 水原氏が野球を除くスポーツの違法賭博で借金をつくっていたことが分かり、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金されたことも判明。球団から解雇されたという。スポーツ賭博は米40州では合法だが、球団のあるカリフォルニア州ではスポーツ賭博は違法となっている。 水原氏が同メディアに直接語ったところによると、2021年にカリフォルニア州で違法賭博の元締めをしているマシュー・ボーヤー氏とサンディエゴで行われたポーカーゲームの会場で初めて会い、スポーツ賭博を始めた。賭博の負けによる借金は2022年までに100万ドル(約1億5000万円)に膨らみ、その後さらに雪だるま式に膨らんでいったという。 MLBは選手と職員に対して野球賭博は禁止して