高齢ドライバーの事故に歯止めをかけようと、タレントの高木ブーさんがみずからの運転免許証を警察に返納し、車の運転に不安のあるお年寄りなどに免許返納を呼びかけました。 29日は春の全国交通安全運動を前に、高木さんも参加して高齢者や子どもたちに事故防止を呼びかけるイベントが開かれました。 はじめに沖田芳樹警視総監が、「歩行者の死亡事故は2人に1人が高齢者で、改めて交通ルールを再確認してほしい」と呼びかけました。 また東京都の小池知事も「東京をセーフシティにするためにも一人一人が交通安全を考え行動することが大事です」とあいさつしました。 このあとの免許返納の式典では、高木さんが小池知事に運転免許証のパネルを手渡し、その引き換えに「運転経歴証明書」を受け取りました。 運転経歴証明書は、本人確認の証明書として使うことができ、都内では買い物などの際に協賛する店舗で証明書を示すと割引などの特典が受けられる