わたし石曽根正勝が提唱する、視覚的表現を中心にアニメを視る「アニメてにをは」論に沿って『紅の豚』のポイントを予習します。
え?作品にハンセン病なんて言ってないって? 製作サイドがその示唆を止めたからですよ。 プレス向けの資料のさしかえをするか・しないか談判している監督の姿をぼくは見ている。 そしてさしかえられ、そしてこの時点から、この作品はハンセン病とは関係ない作品として提示する、という広報態勢が整ったのではなかったか。 「もののけ姫 ハンセン病」と検索すると宮崎駿さんが2016年にあれはハンセン病を示唆したという記事が簡単に見つかりますので、ご参照を。 しかしこの記事はスクープの形をとりながら、「もののけ姫における伝染病に関わる差別的アプローチ」にまで至っていない。 制作中のあの当時、社会問題としてそれを示唆する・しないの「大人な選択」などはこの際どうでもいい。そんな経緯にうさん臭さを覚えはしたが。 しかしそれ以前に、作品そのもののあり様が、伝染病を差別として助長しているようにしか思えてならず、ペーペーの演
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く