世界的に活躍したジャズギタリストで、シンセサイザーを駆使した演奏でも知られた川崎燎さんが食道がんのため亡くなりました。73歳でした。 アメリカではギル・エヴァンスやエルヴィン・ジョーンズといった著名なジャズミュージシャンのバンドで演奏したほか、シンセサイザーなど当時の最新の技術を駆使した楽曲作りにも取り組みました。 20年ほど前からはバルト3国のエストニアに拠点を移し、バレエ音楽を作曲したり、ジャズフェスティバルに出演したりするなど、精力的に活動を続けていました。 現地の関係者によりますと川崎さんは13日、食道がんのため首都タリンの病院で亡くなったということです。73歳でした。 川崎さんが出演したこともあるエストニア最大のジャズフェスティバルを運営する団体は「ギタリストであり、作曲家であり、バンドリーダーである偉大な音楽家が亡くなり悲しんでいます。あなたのことを忘れません」とする追悼のメッ