Call of DutyやHaloのようなアクションゲームは、視覚的注意(必要な情報に焦点を絞る能力)を養う効果があるとのこと。目から入ってくる情報は脳が処理するには膨大すぎることから、視覚的注意は、感覚器官に過剰な負担がかかるのを防ぐ大切な役割を果たしている(本家/.)。 だが、全てのゲームで効果が得られる訳ではないらしい。調査を行ったRochester大学の研究グループによれば、目から入る情報に対しての迅速な反応と、複数の事柄に注意を分散させる能力が要求される、スピード感溢れるアクションゲームで効果を得ることができたそうだ。こういったゲームでは、「プレーヤーは、次から次へと出てくる敵や素早く動くモノを目で追いながら、同時に、スクリーンの標的に向かって正確に焦点をあて、銃で打たなくてはならない」ため、柔軟且つ正確な注意力のコントロールが養われ、実社会の様々な場面でもその能力を生かすことで
シグナルトークは10月26日、麻雀ゲームと認知症の関係について調査研究を開始したと報告した。これは、全国の介護予防事業などで、麻雀による認知症予防効果が注目され、多くの自治体での実施の結果、効果をあげているケースがあることを受けて、麻雀ゲームにも実際にどの程度の認知機能維持/改善効果があるかを検証するという目的による。研究は、シグナルトークから認知症予防効果FS研究会への研究委託という形で進められる。 今回の研究に先駆けた先行調査では、篠原菊紀教授(諏訪東京理科大学 共通教育センター)の指導の下、NIRS(多チャンネル近赤外線分光法装置)により、オンライン麻雀ゲームMaru-Janのプレイ中と計算ドリル解答中の、脳の活性化状況の測定・比較を実施している。 この実験により、麻雀における複雑な思考は、メリハリのある脳活動につながっており、また部位としては言語野や、情報や記憶を一時的に保持し組み
脳科学的にはかなり当然なことなので,ごく簡単に・・・。 いわゆる脳トレ(brain-training)が脳機能の向上に何の効果もないことが,イギリスでの1万人規模の調査で判明したことが日本でも報道されている(リンク切れの場合,こちらも参照されたい)--このニュースはNature に " No gain from brain training " というタイトルで記載されたもので,信頼性の度合いは比較的高いと言ってよい。 脳トレには,脳科学的にかなりの問題が含まれていることは,このブログでも多少言及してきたので,やはりごく簡単に述べるに留めたいが,決定的な問題は「本来は逆である」ということだ。 本来なら,脳トレが脳機能の向上に効果があることを実証してから世に送り出す(販売する)ことが当然である。しかし,そうなっていなかったことが,この調査が端的に明示している。 また,この種の実証は科学的には
「脳を鍛えるゲーム」でどこまで賢くなれるか(上) 2006年3月29日 コメント: トラックバック (0) Clive Thompson 2006年03月29日 科学ライターのスティーブン・ジョンソン氏はあるとき、『レーブン・プログレッシブ・マトリクス検査』という古い知能テストを眺めていた。1930年代に考案されたこのテストでは、異なる幾何学図形が1つのセットとして並べられており、そのセットの空白部分に当てはまる図形を選択する。抽象的推論の能力を測ることが本来の目的だが、小さな図形を見ていたジョンソン氏はあることに気がついた。図形を当てはめる作業が『テトリス』に似ていたのだ。 突然のひらめきだった。『テトリス』が知能テストにそっくりだということは、『テトリス』をすれば知能テストの成績が上がるのではないだろうか。ジョンソン氏は昨年この思いつきを『悪いものはいいものだ』(Everything
任天堂の「脳を鍛える」:特に点数の低い子どもに顕著な好影響 2007年10月31日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Susan Arendt スコットランドで行なわれた小規模な研究によると、任天堂のビデオゲーム『脳を鍛える大人のDSトレーニング』は、少なくとも算数に関して、子供の能力を高める効果があるという。 経済社会的に類似した3つのプライマリースクールにおいて、6学年(10歳前後の児童が属する学年)の3つのグループが実験に参加した。 最初のグループ30名は、毎日授業の前に15分間、Dr Kawashima's More Brain Training(『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』)に取り組んだ。 2番目のグループ30名は、『Brain Gym』という、脳の活動を活性化するための一連の身体運動を行なった。3番目のグループは、比較対照のために通常の
任天堂の『脳を鍛える』で、算数成績が50%アップ:調査結果 2008年9月29日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Nate Ralph 『脳を鍛える大人のDSトレーニング』などの教育ゲームをすると、標準的な算数のテストで生徒たちの成績が上がることが、英国で行なわれた最近の調査で明らかになった。 研究者たちは、スコットランドの32の学校に通う600人以上の生徒を対象に、毎日の算数のテストの成績を追跡調査した。 その結果、『ニンテンドーDS』用ゲームソフトの『Dr. Kawashima's Brain Training: How Old Is Your Brain?(川島教授の脳トレーニング:あなたの脳は何歳?)』(『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の英国とオーストラリアでのタイトル。北米でのタイトルは『Brain Age: Train Your Brain in Minut
ドイツ・ケルン(Cologne)で撮影されたWiiのゲーム機(2009年8月21日撮影)。(c)AFP/LENNART PREISS 【2月26日 AFP】バーチャル・ゲームによって脳卒中患者の運動機能を回復させることができるかもしれない――。25日開かれた米国脳卒中協会(American Stroke Association)の学会で、任天堂(Nintendo)の家庭用ビデオゲーム機「Wii」を使った研究結果が発表された。 カナダ・トロント(Toronto)のセントマイケルズ病院(St Michael's Hospital)の研究チームは、2か月ほど前に脳卒中で倒れた経験を持つ20人を対象に、まひした腕を動かして運動機能を改善させる実験を行った。 患者は2つのグループに分け、一方は「Wii」のゲーム2種類(テニス、料理を練習する「クッキングママ(Cooking Mama)」)を、もう一方
2009-09-02 ■ EurekAlert(http://www.eurekalert.org/)より 2009-09-02 乳がん:喫煙者と過体重の女性でリスクが高い 論文 Breast cancer: Risk increases for smokers and overweight women 1-Sep-2009 http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-09/uom-bcr090109.php モントリオール大学の研究で運動がリスクを削減することが明らかになった Journal of Cancer Epidemiology… 2009-09-02 テトリスは脳によいか? 論文 Is Tetris good for the brain? 1-Sep-2009 http://www.eurekalert.org/pub_release
テトリスで遊ぶことによって大脳皮質が厚くなり、脳の能率も上がることが脳撮像により証明されました。 子どもの頃「ゲームばかりしてないで勉強しなさい!」と怒られたことのある人も多いと思いますが、毎日適度にゲームをする習慣は実は頭を良くするかもしれません。 詳細は以下から。Is Tetris Good For The Brain? BMC Research Notesに発表されたニューメキシコ州アルバカーキにある研究機関Mind Research Networkによるこの研究は、ゲームを練習することによる脳への影響を構造的磁気共鳴画像法(structural MRI)と機能的磁気共鳴画像法(functional MRI)の2つの画像法で調査したという点が新しいそうです。 研究では「練習」によって灰白質が増え脳の性能が向上するかを調べるため、認知技能の組み合わせが要求されるゲーム「テトリス」を用い
Expired:掲載期限切れです この記事は,ロイター・ジャパンとの契約の掲載期限(30日間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く