ピレラ、安部の新1、2番コンビが初回と6回に2者連続空振り三振に喫するなど、なかなか上位打線でチャンスメークできず、朝山打撃コーチは「もう少し真っすぐで押すかなと思ったら、フォーク、カットが多くて…。どうしても早い球に合わせていくと、変化球にやられてしまう」と悔しさをにじませた。 広島は昨季14勝10敗1分けでセ・リーグでは唯一、勝ち越すなど、2015年から5年連続で巨人を〝お得意様〟としてきたが、今季は初顔合わせで痛恨の黒星。それでも佐々岡監督は「(打線は)いい形は作れていますから」と前を向いていた。