【ワシントン=勝田敏彦】2013年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み(ポスト京都)で米政府が、次期枠組みについての新提案を、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)事務局に提出したことがわかった。すべての国に対し、50年ごろまでの温室効果ガス排出削減の長期目標を達成する道筋を示すため、「低炭素戦略」をつくるよう求めている。 提案は4日付。米国は「高い目標と野心的な行動に基づく強固な国際合意づくりに加わっている」とし、12月の締約国会議(COP15)の合意を目指す国際交渉に向け、積極的に交渉に参加する意向を表明した。 その条件として、「排出量の多いすべての国がそれぞれに、排出抑制のための行動をとること」を要請。中国、インドなど新興国に排出削減義務を課していない京都議定書の単なる延長ではなく、新興国にも何らかの排出抑制義務を課すべきだと強調した。 また、削減目標については国際交渉の焦点であ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く