「しこって、しこって、しこり倒したい!」 という欲求は、誰もがある程度、潜在的に持っているものかもしれない。そこに性別や、表面的なキャラは関係ない。むしろ、一見大人しそうな人ほど、ひと皮剥けば「しこりたい願望」がビンビンに脈打っていることはザラにある。 そんなハードなシコラーたちに、私(筆者)は、ひと言だけ物申したい。「いい加減にしとかんと、破滅するぞ」と。「いつでも止められる」と思っているかもしれないが、しこることがもたらす快感は一種の麻薬。どっぷりハマってしまったら……人生を崩壊させる危険性を孕(はら)んでいるのだ。 ・中高生がしこるのは仕方がない 誤解しないで欲しいが、私は「絶対にしこるな」と言っているのではない。例えば中学生や高校生にとって しこるのは、日常の一部だと思う。精気みなぎる年頃ならば、何かあるとすぐに しこるもの。そして、しこって “いい気分” になっていると……なぜか