前田有一の「超映画批評」で、進撃の巨人(後編)が俎上に上がっている。 やたらと監督批判が厳しくて、話題になっているが、私としては監督は悪くないと思う。 この作品で何が悪いかというと、基本的に、配役が悪すぎる。 水原希子はミカサにはまったく合わないキャラという評判だ。また、演技も不評だ。 http://laughy.jp/1438845157277107155 石原さとみも、かわいいことはかわいいが、恋愛ドラマには向いているとしても、凄惨な作品には合わない。 俳優だけでなく、脚本家もひどい。脚本は、プロではなくて、ただの評論家である町山智浩なんていう人物が書いている。(もう一人との共同脚本だが。)こんなアマチュアに脚本を任せるということ自体が間違っている。 こういう観点から見ると、監督もまた人選ミスだとわかる。樋口真嗣は、特撮監督ではあるが、監督としての実績は乏しい。日本沈没では成功したが、