主にアフリカ大陸に分布しているサーバルキャットは、いわばヤマネコである。その為、一般的な猫よりは大きいし、動きも機敏だ。 そんな野生のサーバルを動物園から引き取り、州の許可を得てペットとして飼っているアメリカの一家で事件が起きた。サーバルが逃げ出してしまったのだ。 目撃した人は、イエネコにしては形状が異なるし、その模様や大きさから、チーターやヒョウと勘違いしてしまうかもしれない。 だが3日後、ようやく飼い主の元に戻ることができたようだ。 サーバル、犬に驚き家から逃走 9月9日の夜、ニューハンプシャー州メリマックに住むディーン・キングさん宅から、1匹のアフリカン・サーバルキャット、「スパルタカス(4歳)」が逃走した。 この夜、ディーンさんの妻が、なぜかなかなか家の中に入りたがらない飼い犬のために、玄関のドアを開けて犬を招き入れようとしたところ、サーバルが犬に驚き、家の外に出て行ってしまった。