意外なものに恋しちゃっているペンギンに動物園が粋な計らいをした。恋心が芽生えたのには、深い訳があった。 フンボルトペンギンのグレープ君、雄の21歳。人間の年齢にすると80歳ほどのおじいちゃんペンギンだ。動物園のイベントで4月からペンギンをイメージしたアニメキャラのパネルを展示したところ、そばから離れないのだという。設置された直後からグレープ君はこのパネルに興味津々。じっと見つめ、微動だにしないその姿は、まるでパネルの若い女の子に恋をしてしまったかのよう。グレープ君の気を引こうと23歳の女性ディレクターが声を掛けるも、全く興味を示さない。一体、なぜこのような行動を取るのか。 東武動物公園ペンギン担当・根本恵里飼育員:「グレープ君にはミドリちゃんっていうお嫁さんがいたが、振られちゃいまして。フンボルトペンギンというのは一生つがいでいるのが特徴なのですが、ごくまれに、こういうこともある」 まさか