あまりにも独り言が多いと、ちょっと頭がイッちゃってる人っぽくてひんしゅくを買います(?)が、実験心理学の季刊誌『the Quarterly Journal of Experimental Psychology』に載っていた最近の研究によると、独り言を言うと、黙っているよりも早く、忘れたり隠れたりしている物に気付きやすいのだそうです。 Photo by atomicjeep. 被験者が物を見つけるという実験を、2つ別々に行い、1つのグループは探している間ずっと黙ったままで、もう1つのグループは独り言を言い続けるようにしました。どちらの実験でも、独り言を言わない人よりも、独り言を言っていた人の方が、早く物を見つけたそうです。 この説では、何かをずっとしゃべっていると、知覚のプロセスが変わるとのことです。例えば、ピーナツバターを探しているのであれば、「ピーナツバター」という言葉を何度も繰り返し言