[17日 ロイター] -米ノースカロライナ大学が妊娠した女性5300人余りを対象に行った調査で、約1%が「処女懐胎」したと答えたことが英医師会誌(BMJ)のクリスマス号に発表された。同号は例年非伝統的な研究を掲載することで知られる。 同大チャペルヒル校によるこの調査では、15━28歳の女性7870人に対し、健康状態などについて長期間にわたり定期的なインタビューを実施。その結果、妊娠した女性5340人のうち45人が、男性との直接的な性交渉や体外受精などを経ずに妊娠したと答えた。 こうした女性たちはセックスや避妊について、親と全く話したことがないか、もしくはほとんど話したことがないと答える傾向にあったという。研究者らは、このように科学的に不可能な主張は、自己申告による行動を解釈するには注意が必要だということを示していると述べている。