グリー<3632>のiPhone向け新作ソーシャルゲームアプリ『Monster Quest』が好調なスタートを切ったようだ。すでに報じたように、米国App Storeのゲーム無料で首位を獲得したほか、シンガポールで6位、イタリアで6位、英国で9位、ドイツで8位などと各国で上位にランクインしている（AppAnnieまとめ）。またiPad版でも米国で首位となっている。 本作は、箱庭要素のあるファンタジー系のMMOストラテジーゲームだ。プレイヤーは、モンスターの居住する都市建設を行いながら、400種類以上あるモンスターの育成・合成を行なって強力な軍隊を作り上げ、他のプレイヤーなどと戦っていく。クエストは実に300種類以上用意されているとのこと。モンスターには8つの属性が用意されており、バトル時に役立つものとなっている。 TECHINASIAの報道によれば、グリー子会社Funzioで「Crime

KLab<3656>の第4四半期（9-11月期）の決算は、売上高35億8400万円（前四半期比10.0％減）、営業利益7900万円（同87.3％減）、経常利益8200万円（同86.9％減）、四半期純利益2800万円（同92.4％減）だった。8月通期では大幅な増収増益となったものの、足元の四半期業績は減収減益となった。 前もって書いておくが、四半期ベースでの収益の低下に関して、それほどネガティブな印象は持っていない。KLabは、もともと第4四半期は落ち込む見通しとしていたし、施策をみていても、ブラウザゲームだけでなく、本格的なゲームアプリをリリースするための準備を行うなど、目先の利益よりも中長期的な成長を追求した施策を行なっているように見受けられるからだ。 さて、減収減益となった要因は、6社協議会ガイドラインへの対応や、「幽☆遊☆白書」の投入の遅れなどで売り上げが低下したことに加え、労務費や

【AppStoreランキング】ゲーム売上ランキング（8/25）…「拡散性ミリオンアーサー」が2週連続1位、「単車の虎」が3位に！ 8月25日16時時点の 「App Store」のゲームトップセールスランキングは、スクウェア・エニックスの「拡散性ミリオンアーサー」が2週連続で首位を獲得した。引き続きゲーム内イベント「返して！私の○○写真」が実施されているほか、声優のサイン入りカードの当たりやすいガチャの第2弾が発売されている。4コママンガや画集の発売、少年ガンガンとの連携などの積極的なコラボ施策も目立つ。 2位は、前週に引き続きガンホーの「パズル＆ドラゴンズ」だった。週の半ばまでは首位だったが、週末にかけて再度逆転された。8月27日より、「CEDEC AWARDS 2012」最優秀賞を記念したキャンペーンなどが行われる模様。他社タイトルとのコラボなども行われている。 また3位には、Donut

バンダイナムコゲームス、「Mobage」で『スーパーロボット大戦 Card Chronicle』の事前登録の受付開始 バンダイナムコゲームスは、「Mobage」で新作ソーシャルゲーム『スーパーロボット大戦 Card Chronicle』の事前登録の受付を行なっている。フィーチャーフォンとスマートフォンから登録することができる。 本作は、1991年にシリーズ第1作のリリース以来、20年以上にわたって支持され続けている「スーパーロボット大戦」シリーズのソーシャルゲーム版にあたる。様々なロボットアニメ作品に登場するクロスオーバー作品で、地球の平和を守るために仲間と戦っていくカードゲームとなるようだ。 なお、事前登録したユーザー全員に、正式サービス開始時にゲーム内特典アイテム「ゴールドガシャキー」と「全回復アイテム」がプレゼントされる。さらに抽選で先行公開βテストに招待される。 ■『スーパーロボッ

7月21日18時時点の「AppStore」ゲームカテゴリーの無料ランキングは、ビーワークスの「なめこ栽培キットDeluxe」が首位を獲得した。1500万DLを突破した超人気スマートフォンアプリ『おさわり探偵 なめこ栽培キット』シリーズの最新作で、リリース当初からダウンロードが伸びている。今回、「原木」の重要性が増したことや、「じいのお願い」システムの導入、「なめこ図鑑」の進化、BGM機能などが導入されており、ゲーム内容も大きく進化している。 アエリアの新作「フレッシュ・ゴルフ　青空いんぱくと」が3位にランクイン。最大4人でのマルチプレイにも対応したゴルフゲームで、タッチ操作だけで手軽にゴルフゲームが楽しめる。クラブを強化してより高スコアが狙えるほか、アバターの着せ替え要素なども用意されている。週明けに再度紹介したい。 このほか、グリーの「ドラゴンアーク」が4位に入った。現在実施されているス

ケイブ<3760>は、2012年5月期の決算を発表し、売上高26億9400万円（前期比11.8％減）、営業損失1億4200万円（前期5億2100万円の黒字）、経常損失1億4600万円（同5億1100万円の赤字）、当期純損失2億7400万円（同4億3400万円の黒字）だった。 これだけ見ると厳しい決算のように見えるが、四半期ごとの推移を見ると明らかに改善している。第4四半期（3-5月期）は、売上高が前四半期比35％増の8億円となり、営業利益は5800万円、経常利益5600万円、四半期純利益4600万円となり、増収・黒字転換に成功した。第1四半期での利益水準を超えている。 ソーシャルゲームを中心に収益改善 同社によると、オンラインゲームやソーシャルゲームを提供するインタラクティブ事業を中心に収益が回復したとのこと。既存タイトルについては運営の改善を行ったことが奏功。 「しろつく」ではイベントの

NHN Japanは、無料通話・無料メールスマートフォンアプリ『LINE』で、企業によるスポンサードスタンプの提供を開始することを明らかにした。第一弾として、日清食品とローソンが参画する。 今回の施策は、『LINE』の本格的なプラットフォーム化・収益化に向けた施策の一環で、第一弾として、日清食品が発売するチキンラーメンのキャラクター「ひよこちゃん」と、ローソンのキャラクター「ローソンクルー♪あきこちゃん」のスタンプを公開する。 企業・ブランド・サービス・製品にまつわるキャラクタースタンプは、それぞれ親近感の湧く表情豊かなデザインに制作しており、ユーザー間のコミュニケーションの中で違和感なく企業やキャラクターに対する愛着・親近感を醸成することができる、としている。 先行して5月より展開している映画「アメイジング・スパイダーマン」とのコラボレーションスタンプは、ダウンロード数が約350万件、利

ユビキタスエンターテインメント（UEI）は、本日（7月2日）、ブラウザ上で簡単にプログラミングが行え、HTML5＋JavaScriptベースのオリジナルゲームの開発ができるWebサービス「Code.9leap.net」のβサービスの提供を開始した。 今回開始した「Code.9leap.net」は、UEIが開発・提供しているゲームエンジン「enchant.js」に特化した統合学習環境で、余計なことを新たに覚える必要がなく、純粋にプログラミング学習に集中できる学習サービス。 学習の進行にあわせてチュートリアルが対話式で進み、初心者でも無理なく学習することができる。さらにスプライト操作やオブジェクト指向といった基本はもちろん、3Dや物理シミュレーションといった高度なサンプルも随時追加されていく予定。 ■ゲーム開発にも利用可能 「Code.9leap.net」は、学習だけでなく、ゲーム開発にも利用

今回の記事は、各国AppStoreトップセールス（ゲームカテゴリー）を比較したシリーズの9回目である。App Storeにおいて世界的にフリーミアム化が進むのか、各国でどういったコンテンツが流行しているのか、日本のコンテンツが流行しているとすればどういったタイトルなのか、という問題意識から継続的にウォッチしていこうという趣旨で始めたが、今回からシンガポールとカナダを追加した。 ■F2Pコンテンツの比率は引き続き増加傾向 まず、比較対象国におけるトップセールス上位20タイトルに占めるフリーミアムタイトルの数字を示したものは以下の表のとおり。日本やシンガポールは上位20タイトルすべてがフリーミアムコンテンツとなっているほか。その比率が低かったドイツや中国、フランスでも着実に上がっている。毎月のように書いているが、F2Pが主流になるのは世界的なトレンドといってよさそうだ。 ■「Rage of B

KLab<3656>は、本日（5月23日）、人気アニメ『幽☆遊☆白書』をソーシャルゲーム化することを明らかにした。配信時期は2012年夏頃を予定しており、SNSプラットフォームやスマートフォンアプリマーケットなどで順次配信する。 『幽☆遊☆白書』は、1990年～1994年にかけて週刊少年ジャンプで連載された冨樫義博氏の同名コミックスを原作とし、1992年～1995年にかけてフジテレビ系列で放送された。平均視聴率17.6％、最高視聴率24.7％を記録するなど高い人気を誇った。 また、原作のコミックス版「幽☆遊☆白書」は、現在も「HUNTERXHUNTER」を週刊少年ジャンプで連載する冨樫義博氏の原点ともいえる作品で、1990年代の週刊少年ジャンプを代表する歴史的な傑作といわれている。 KLabは、今回、出版元である集英社、作者である冨樫義博氏、アニメーション制作元のぴえろの許諾を受けてソーシ

ジグノシステムジャパン、iPhoneアプリ『うまい棒をつくろう！』のバージョンアップを実施…超大物有名人とのコラボも ジグノシステムジャパンは、iPhoneアプリ『うまい棒をつくろう！』のバージョンアップ版にあたる『うまい棒をつくろう！Ver.1.2』の提供を開始した。アプリは無料で利用することができる。 本アプリは、うまい棒を育てていく育成ゲーム。畑にタネをまくと、うまい棒が成長してパッケージに包まれた完成品となる。パッケージは、実際に販売されているものや、過去に販売されていたレアなものまであり、全種類収穫すると「うまい棒図鑑」が完成する。 今回のバージョンアップ版では、新たに9種類が追加された。現在、スーパーやコンビニエンスストアで販売の中の「うまい棒 [ピザ味]」（新パッケージ版）や「うまい棒[黒糖味]」に加え、現在販売中の“うまい棒キャンディー”7種類が追加された。 さらに、超大物

スマートフォンのソーシャルゲームやソーシャルアプリなどでは、「招待インセンティブ」を活用することがバイラルを生み出す有力なマーケティング手法のひとつとしてすっかり定着した。だが、最近、「App Store」のアプリレビューに関して、ちょっとした問題が起きているようだ。 ご存じの方も多いだろうが、招待インセンティブとは、ゲームで遊んでいない友人などに「招待コード」を送信し、招待を受けた友人がゲーム開始時に招待コードを入力すると、自分や誘われた友人にゲーム内で使えるアイテムなど特典が付与される。最近ではアプリのレビュー覧に「☆5」の評価とともに、招待コードが書き込まれるケースが増えている。ゲームで遊んでいるユーザーにとっては、高い評価を書き込むインセンティブになっており、うまく活用することがアプリをヒットさせる秘訣の一つとなっている。 こうしたプロモーション手法は、どのアプリディベロッパーが始