仏Variopticは、携帯電話向けオートフォーカスレンズ「ARCTIC」シリーズの新製品「ARCITIC 416」を12月から量産を開始する。 ARCITCは、ノキアとSTマイクロエレクトロニクスが公開したカメラモジュール規格のSMIAに準拠した液体レンズ。同社によると、高解像度の撮像センサーとの組み合わせで、デジタルカメラの画像品質に匹敵する画像を得ることが可能だという。 大きさは7.75×1.6mm(直径×厚さ)、対応するセンサーサイズは1/4型。合焦範囲は6cm~無限遠。合焦までの時間は300ms。 液体レンズは、機械的な動作なしで形状を変えるられるレンズ。屈折率の異なる2種類の液体間の境界面の形状を変化させて、レンズの役割を果たす。合焦の動作のみに電力を使用する。 ■ URL Varioptic http://www.varioptic.com/jp/index.php?cat=