<<叛乱も管理する動的安定社会の停滞>> 栗本薫さんの初期の傑作ですね。ぜひ、若いときに読みたい作品ですね。 僕の人生観を形作った作品です。 中学生のときに、何度読み返したか分からないほど読みました。あのときの興奮と熱は、今でも忘れられません。 マイナーな本のようで、検索かけてもほとんど出てこなかったのですが、ライトノベルの作家の値打ち 第二版 さんのところで詳しく紹介されていて、久しぶりにうれしくなりました。 栗本作品には、云わずと知れた100巻を超えるヒロイックファンタジーグインサーガが有名であろうが、個人的には、こと「傑作」「完成度」で考えると、このレダこそが、一番であるという見解を僕は持っています。 SF作品には、古典といわれる傑作がいくつかありそれをモチーフに様々な作品が創られるという流れがあります。 19世紀末イギリスに生まれたオルダス・ハックスリーの未来小説 『すばらしき新世