あらいたです。 東京近郊は本格的な夏を迎え、うだるような暑さの日々が続いています。 夏場の強い日射しの下で撮るスナップは、画面内の輝度差が大きい(=コントラストの高い)画像になりがち。 こういう場面では、主題をシルエットで表現する写真を狙うのも面白いものです シルエット写真については、過去にこの記事で取り上げました。 明るい背景を利用して、人物を影絵のように描写するテクニックです。 撮影時の露出設定については、僕の場合は適宜露出補正で対応していますが、[測光モード]で[ハイライト重点]を選択する方が簡単かもしれません。 さらに再生時にイメージコントロールで、ビビッド or ポジフィルム調を選択し、[コントラスト(暗部)]をマイナス側に、[明瞭度]をプラス側でRAW現像することが多いかな。 こうすることで、被写体のディテールが黒く潰れ、シルエット部分の輪郭がよりくっきり見えるようになります。