日本史で歴代天皇一覧を見ていると、「後○○天皇」というのが多いなあ、と感じる方は多いかと思います。また、その中には「○○天皇」なんていたっけ?、というパターンも。今回は、そうしたケースをまとめてみました。天皇の代数は慣例に則り皇統譜のそれを記しています。 第68代 後一条天皇→第66代 一条天皇 最初の「後○○天皇」パターンはこの人でした。一条天皇は後一条の父親に当たります。いずれも、藤原道長が活躍した時期の天皇と言えます。 第69代 後朱雀天皇→第61代 朱雀天皇 第70代 後冷泉天皇→第63代 冷泉天皇 いずれも、藤原頼通時代の天皇。朱雀天皇は承平・天慶の乱が勃発した時の天皇、冷泉天皇は安和の変の時の天皇ですね。 第71代 後三条天皇→第67代 三条天皇 摂関家に対抗して親政を敷いた天皇です。そういえば、三条天皇も道長と不和でしたから、摂関家と対決した点が共通点なのかも。 第77代 後