江戸時代の浮世草子作者・井原西鶴を研究する「西鶴研究会」のブログです 西鶴研究会へのご連絡は こちらへメールでお願いします。 西鶴研究会・旧掲示板 西鶴研究会掲示板 ●西鶴研究会企画 『西鶴が語る江戸のミステリー―怪談・奇談集』(ぺりかん社、2004.4) 『西鶴が語る江戸のラブストーリー―恋愛奇談集』(ぺりかん社、2006.8) 『西鶴が語る江戸のダークサイド―暗黒奇談集』(ぺりかん社、2011.3) 『西鶴諸国はなし (三弥井古典文庫)』(三弥井書店、2009.3) ●浮世草子研究会との合同企画 篠原進・中嶋隆編『西鶴と浮世草子研究第一号 特集[メディア] 』(笠間書院、2006.6) 高田衛・有働裕・佐伯孝弘編『西鶴と浮世草子研究第二号 特集[怪異]』(笠間書院、2007.11) 谷脇理史・杉本好伸・杉本和寛編『西鶴と浮世草子研究第三号 特集[金銭]』(笠間書院、2010
パネルディスカッション1 「日本漢詩の古典化と近代の文芸批評及び教科書」 日本漢詩文のうち、どの作品が、名詩や名文と呼ばれるかは、その時代時代の思潮や教育が大きな影響を与えている。本パネルでは、主として江戸時代の漢詩を対象として、明治期以降、どのような過程を経て、名詩となったか、すなわち、古典化されたかについて検討する。明治期以降を通覧した場合、とくに古典形成の動きがとくに顕著な時期として、明治30年代(1900年代頃)と、昭和40年代(1965~74年頃)を挙げることができる。 明治30年代は、1904(明治37)年に国定教科書が採用され、それまで多様な試みがなされていた中学漢文教科書が一定の方向に集約され、掲載される漢文作品の質が統一的になった時期である。と同時に、小説などを通じて、広瀬淡窓「桂林荘雑詠示諸生」などの詩が一層人口に膾炙することとなった時期でもあった。 一方、昭和40年代
公開シンポジウム 第1回 日本漢文学総合討論 A Symposium of Japanese Kanbun : A Comprehensive Study on Chinese Prose and Poetry Written by Japanese, 2015 新しい学問の環境において日本漢文学をどのように研究していくかについて考えるシンポジウムです。多くの方の来場をお待ちいたしております。 2015年3月23日(月)10時30分-17時30分 大阪大学豊中キャンパス文学研究科本館大会議室 開会の辞・趣旨説明 10:30-10:40 パネルディスカッション1 10:40-12:10 日本漢詩の古典化と近代の文芸批評及び教科書 合山林太郎 GOYAMA Rintaro (大阪大学) 高兵兵 GAO Bingbing (中国・西北大学) 大阪大学学生チーム 鈴木加成太 SUZUKI Kan
第23回研究会を下記のとおり開催します。多くのご参加をお待ちしております。 日時:2024年7月28日(日)14:00~ (ハイフレックス開催) 会場:早稲田大学早稲田キャンパス(3号館604演習室)およびオンライン会場(ZOOM) 発表1 杉山兵介 (国際仏教学大学院大学博士課程) 供養と菩提 ―念仏剣舞の由来譚について― 本発表では念仏剣舞における由来譚の考察を通じ、大念仏系の剣舞と阿修羅踊系の剣舞では、<供養>と<菩提>という異なった機能がそれぞれで重視されている点を指摘し、念仏剣舞の機能的かつ思想的な側面の一端を論じてみたい。 <念仏剣舞>は東北地方に分布する念仏踊で、とりわけ岩手県においては鹿踊と双璧をなす民俗芸能として認知されている。しかしながら、念仏剣舞の発生と展開をめぐっては史料の少なさから不透明なところが多く、秘伝書や口伝で伝えられてきた由来譚の殆どは異聞奇譚のため、念仏
恒例の「文字・活字文化の日記念講演」を、今年は「漢字」をテーマに、平成26年10月26日(日)に開催しました。昨年、一昨年にもご講演いただいた福田武史先生をお招きし、今年も盛況で、会場の青少年センターの広い研修室が狭く感じられるほどでした。10月末とは思えない陽気と受講者の方々の熱意とで会場内は汗ばむくらいになり、窓を開けていたところ、お隣の結婚式場の鐘の音が鳴り響くハプニングもありました。大安吉日だったのです。 ご講演は、古代の日本において漢字の読み書き(漢字の三要素=形・音・義)がどのように学ばれていたのかを追体験するというコンセプトで、受講者が自分で読んだり、探したり、考えたりする場面が準備されていて、ワクワク、びっくり、納得の連続でした。 テキストに用いられた『千字文』(センジモン)は、一字の重複もなく一千字を用いた、四字一句、全二百五十句(百二十五の対句)で構成される人間業とは思
わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 〈日本研究の新地平〉「歴史的典籍画像の30万点Web公開と国際共同研究」という国際シンポジウムを開催いたします。 国文学研究資料館では、『国書総目録』に掲載される約50万点の典籍のうち30万点の画像を公開するという、壮大なプロジェクトが始まっています。このプロジェクトは人文社会科学分野として初めての大規模学術フロンティア事業として位置づけられています。現在、国会図書館や早稲田大学を初めとして、古典籍の画像のWEB公開が進みつつありますが、国文研の計画はその総量が飛び抜けて
HOME学会・講演会・展覧会情報日本史研究会 12月例会「仮名文字といろは歌をめぐる諸問題―変体仮名の成立とその集約―」(2014年12月13日(土)、京都教育大学 藤森学舎【入場無料。一般来聴歓迎】) 研究会情報です。 ●情報はこちらからいただきました http://www.jpling.gr.jp/gakkai/gakkaibbs.php ——————– 日本史研究会 12月例会「仮名文字といろは歌をめぐる諸問題―変体仮名の成立とその集約―」 日時 2014年 12月 13日 (土) 11時 ~17時 場所 京都教育大学 藤森学舎 共通講義棟F16講義室 *京都市伏見区深草藤森町一番地 JR奈良線「藤森駅」下車 徒歩3分 京阪本線「墨染駅」下車 徒歩約7分 内容 〈報告者〉 矢田 勉 氏(国語学・大阪大学) 「蓄蔵される記号としての文字史から消費される 記号としての文字史へ―仮名墨書
わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 本日、行ってまいりました。車窓からみる米原あたりの景色はすっかり雪化粧。 大垣はそれほど雪は降らないらしく、今日はまずまずの良い天気でした。 大垣は言わずと知れた「奥の細道むすびの地」。その名の通りの、立派な記念館で「おおがき芭蕉大学」の連続講演の第3回担当者として、「上田秋成と芭蕉」についてお話しました。記念館のスタッフの方には大変お世話になりました。ありがとうございます。 芭蕉顕彰の地で、芭蕉の悪口を言ってた人のことを話すというのも、ちょっと気が引けますが、他に材料の
わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 22・23日は日本大学文理学部で日本近世文学会が行われた。今回の学会は、本来富山大学で行われるはずだったが、会場校の世話人であった二村文人さんが急逝され、急遽事務局の日大が会場を引き受けてくださった。開始にあたって黙祷がささげられた。 きわめて短い準備期間と、事務局のお仕事も同時に行いながら、完璧に運営されたことは驚嘆に値するといってよく、そのご尽力には本当に頭が下がる。心から御礼申し上げる。 12本の発表は、仮名草子・徒然草受容・源氏物語画帖をめぐる堂上文壇・俳諧短冊手
日程 2014年6月19日(木) ~ 2014年12月11日(木) ※詳しくは各プログラムをご参照ください 時間 13:00 ~ 14:30 会場 京都精華大学 春秋館2階 S-201 石川九楊(デザイン学部・デザイン研究科教員)による連続公開講座を開催します。 この講座は本学学生のみならず、一般の方も聴講いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。 スケジュール ● 第1講 6月19日(木)/花と日本人 ● 第2講 7月17日(木)/花と日本語 ● 第3講 8月26日(火)/自然の花 ● 第4講 8月27日(水)/花と性愛 ● 第5講 10月2日(木)/花言葉 ● 第6講 12月11日(木)/花と生活 石川九楊(いしかわ きゅうよう) 1945年福井県生まれ。京都大学法学部卒。書家。京都精華大学 デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 教員。 現在、最高峰、最先端の書家にして、最も根底的
『蒹葭堂だより』14号(蒹葭堂顕彰会、2014年11月)によれば、20代の学生と社会人5人が集まって、『蒹葭堂日記』の勉強会をやっているらしい。2013年の春から、ということであるが、はじめた動機も純粋な向学心によるもので、それぞれがテーマをもって臨んでいるという。本当に、素晴らしいことである。 メンバーの方が、勉強会についての所感を記されているが、その中で黒澤暁さんが、参考になる資料として、我々の科研報告書『近世上方文壇における人的交流の研究』中の、「上方文壇人的交流年表」を有用なツールとして使ってくださっていることを書かれている。このような形で利用していただいているのは、本望であり、心から嬉しく思う。この場を借りて御礼申し上げる次第である。 飯倉先生、こんにちは。私は高校生なのですが、今、学校の国語の課題で何か文学作品を扱って簡単な論文の様なものを書かなければなりません。小さい頃に読ん
わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 週末の関西学院大学での俳文学会は、土曜日だけ顔を出した。日曜日には柿衞文庫の芭蕉展に、学会員が大挙して訪れたよしである。学会では柿衞文庫学芸員の根来さんの新出芭蕉書簡についての発表もあったから、より親しく芭蕉真蹟に触れられたのではないかと思う。 ところで学会で、大垣の奥の細道結びの地記念館の大木さんにご挨拶された。次の学会は大垣だそうで、それもあっておみえだったのかしらん。12月のことをよろしく、などと念を押されてしまった。身の程もわきまえず、芭蕉がらみで話をすることにな
講演会「漢字研究の最前線 -木簡と人名の漢字について-」開催 昨年度、好評を博した漢字研究の第一人者、早稲田大学の笹原宏之教授と新進気鋭の研究者、奈良文化財研究所の井上幸先生のお二人を講師に迎え、「漢字研究の最前線 -木簡と人名の漢字について-」の講演会を開催します。 1 開催日 9月13日日(土) 2 時 間 午後1時30分~4時30分(途中休憩あり) 3 講師と演題 早稲田大学教授 笹原宏之先生 演題「人名と漢字」 (独)国立文化財機構奈良文化財研究所 アソシエイトフェロー 井上 幸先生 演題「日本古代の木簡に書かれた漢字」 4 定 員 150名 5 参加料 無料ですが事前に記念館まで電話・Faxでお申し込下さい。 6 申込み 諸橋轍次記念館 7 その他 中央公民館からマイクロバス(25名)運行します。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く