タグ

紹介に関するarcade00fire01のブックマーク (138)

  • 石川九揚著「近代書史」を読んで - 蝶人戯画録

    照る日曇る日 第348回 私の郷里の実家には犬養毅や西郷隆盛、新島襄、賀川豊彦などの揮毫を扁額にしたものが長押の上に掲げてありました。 南洲の「敬天愛人」はもちろん偽作ですが、やたら安易に健筆をふるった木堂に詩魂なく、襄にプロスタントの矜持あれど、「死線を越えて」の作家に初期の社会主義思想というよりは、「奇妙な童心」をくみ取ってやや意外の感に打たれたことなどを思い出します。 それでも政治家や文人墨客の書については、文がその人を表わす以上に、書がその人となりを直示することを、幼いながらになんとなく理解していたようなのです。 その後青山の根津美術館で出会った良寛の書と八〇年代のはじめに六木の小さなギャラリーで見た井上有一の有名な「壁新聞」シリーズは、書に疎い私にとっては大きな衝撃でした。 当時世間では相田みつおや榊莫山などの手合いがらちもない紙屑をかき散らして世間の喝采を博していましたが、こ

    石川九揚著「近代書史」を読んで - 蝶人戯画録
  • http://researchmap.jp/jo6dxcpn6-17400/

  • 日本史を楽しく通史するマンガ15選(前)〜古事記、聖徳太子、大仏、貴族 - 本山勝寛 4kizフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog

    先日、“もしも「学べるマンガ」が図書館に充実していたら”という記事を書いた。この「もしも」を実現すべく、マンガを通して子どもたちの好奇心を高め、物事への関心を広げる新プロジェクトがノミネートしているネット総選挙が、Facebookの「いいね」を通して実施されているのでぜひ投票いただきたい。 今回は、「学べるマンガ」のなかのほんの一部であり、また王道でもある日史を題材にしたマンガについて紹介したい。日史といえば、「まんが日歴史」シリーズのような、いわゆる「学習漫画」もよいが、ちょっと勉強っぽさがあり、高校生や大人には物足りなさが残る。そこで、エンタメマンガを楽しみながら日の2千年の歴史を通史できてしまう15作品を選んでみた。 【弥生時代】 ナムジ 1―大国主 (中公文庫 コミック版 や 3-5 古事記 巻之1) 作者:安彦 良和中央公論新社Amazon1.『ナムジ』(安彦良和著)

    日本史を楽しく通史するマンガ15選(前)〜古事記、聖徳太子、大仏、貴族 - 本山勝寛 4kizフォーキッズ代表 公式ブログ | Katsuhiro Motoyama's Official Blog
  • 『日本史文献事典』 - Cask Strength

    高価な事典ですが、古屋で半値以下で出ていたので買いました。日史、およびその隣接分野における主要な「研究書」や「論文」*1の内容のダイジェストを提供している。ご承知の通り、日研究にはすでに膨大な蓄積があります。そのなかで、どういったものが基文献であり、そして、それが研究史のなかでどのように位置づけられているのかを把握することの重要性がますます高まってきているわけです。 この事典は、そういった要望に応えるべく、3372点もの研究文献を紹介しているのですが、一番の特徴は、 事典では、それぞれの研究文献の著者自身に、その意図・内容・意義などを執筆してもらうことにした。(中略)限られたスペースで内容を概括するのであればなおのこと、著者自身が最良の執筆者であるはずだ。限られたスペースでまとめるのは至難である。しかし、それをどのように成し遂げるかは、著者にふさわしい〈至芸〉となるはずである。

    『日本史文献事典』 - Cask Strength
  • 秋成 小説史の研究: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 高田衛先生の『秋成 小説史の研究』(ぺりかん社、2014年11月)が刊行された。 近年、秋成研究史上、不朽の業績である『上田秋成研究序説』『上田秋成年譜考説』が「定」と銘打って復刊されたのは記憶に新しい。長い間古書店で高価な値のついていた両書が、求めやすい価格で入手できるようになったことは、秋成研究にとっての慶事だった。 その一方で、高田先生は『春雨物語論』(岩波書店)を上梓される。これも春雨物語研究史上逸することのできない研究書となった。しかし秋成について書いた論文は

  • 小説「奥の細道」に込めた思い フラナガンさんが語る:朝日新聞デジタル

    2014年のブッカー賞が10月に発表され、オーストラリア人作家のリチャード・フラナガンさん(53)の「The Narrow Road to the Deep North」が受賞した。ブッカーは英国で最も権威のある文学賞で、オーストラリア人としては4回目だという。 フラナガンさんは、オーストラリアを代表する作家の1人だ。彼に11月はじめ、シドニーで単独インタビューすることができたので、これから2回にわたって紹介したい。朝日新聞の2面「ひと」欄でも取り上げたのだが、限られた紙面のスペースでは、1時間以上に及んだ深い話を盛り込むことができなかった。 インタビューした時の印象を言うと、フラナガンさんは非常に物静かで思慮深い印象の人だった。語り口は穏やかで、語彙(ごい)が独特で豊富。6作目となった受賞作品の日語訳は「交渉中で、もうすぐ決まると思う」ということなので、楽しみに待ちたい。

    小説「奥の細道」に込めた思い フラナガンさんが語る:朝日新聞デジタル
  • 近刊・小松英雄『日本語を動的にとらえる ことばは使い手が進化させる』冒頭・序章・1章公開(2) | 笠間書院

    小松英雄氏の近刊(11月21日刊行予定)『日語を動的にとらえる ことばは使い手が進化させる』の冒頭から1章を毎日すこしずつ公開していきます。 書の詳細はこちらから。 ●小松英雄『日語を動的にとらえる ことばは使い手が進化させる』(笠間書院) https://kasamashoin.jp/2014/10/post_3029.html なお、書について、刊行記念イベントを開催いたします。 開催日時:2014年11月15日(土)19:30 ~ ジュンク堂書店 池袋店 タイトル「内外の専門学者が気づいていない 日語運用の巧妙なメカニズム」 ●公式サイトはこちら http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=7066 ご来場、お待ちしております。要申し込みです。 ———– 近刊・小松英雄『日語を動的にとらえる こと

  • 「小松英雄自著解説」第八版公開(笠間書院・非売品) | 笠間書院

    小松英雄『日語を動的にとらえる ことばは使い手が進化させる』の刊行に合わせ、「小松英雄自著解説」第八版を公開いたします。 今回の版は、新刊『日語を動的にとらえる ことばは使い手が進化させる』の解説を新たに加えています。氏の方法論や問題意識をより多くのかたがたに知ってもらうための、格好の入門書となっています。ぜひご一読下さい。 こちらからダウンロードしてください! 小松英雄自著解説(20頁・PDF) 小社で刊行している氏の著作は、以下でお買い頂けます。 版元ドットコムサイト○小松英雄、笠間書院刊行一覧 上のサイトでは、版元ドットコム他のインターネット書店でもお買いいただけるようになっております。ぜひ、ご利用ください。 この冊子は2014年11月12日ころ、印刷したものが出来上がる予定です。 現物をご希望の方は、以下までご連絡ください。無料で送付いたします。 【連絡先】 〒101-0064

  • 古典注釈入門: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 鈴木健一さんの『古典注釈入門―歴史と技法』(岩波書店、2014年10月)は、日文学を学ぶ全ての人にお勧めしたい好著である。想像以上に、わかりやすく、読みやすい。「古典注釈」の概説をこのように平易に書くのは、簡単なことではないと思う。学部や大学院の注釈を旨とする演習の入門編として、是非学生に読ませたい文献である。 中でも、私は第一部「注釈とは何か」が優れていると思う。 古典を読むときに、我々はどこかで違和感を覚える。その違和感を共感へと導くのが注釈の機能だと説く。鈴木さん

  • 【ベテラン記者のデイリーコラム・渡部裕明の奇人礼讃】源通親(上)女性に近づき政界のし上がる 「村上源氏」の誇り…源平争乱を駆け抜けた貴族(1/4ページ) - 産経WEST

    古代や中世での朝廷の権力争いといえば、女性によって左右されることが少なくなかった。そのすさまじさは、「女性の活躍推進」を掲げる安倍内閣も真っ青といっていいほどだ。源氏と平氏が争った動乱の時代、次々と有力な女性に近づいて政治的地位を上昇させていった人物がいる。源通親(みなもとのみちちか、1149~1202年)。村上天皇の末裔(まつえい)という血を誇りつつ、たくましく政界を泳ぎ切った奇人の生き方を見てみたい。 「聖帝」の末裔として…“ホスト人生” 村上天皇は10世紀後半を生きた天皇で、その治世は醍醐天皇の世と合わせ「延喜・天暦の治」と後世、理想化された。通親はその皇子(具平=ともひら=親王)に始まる村上源氏の嫡流である。 しかし、皇胤(こういん)貴族といっても、通親らの世代まで下ると貴種性は薄れた。そればかりか、藤原摂関家やその庶流の台頭の前に、望む昇進も難しくなっていたのだ。通親は父・雅通(

    【ベテラン記者のデイリーコラム・渡部裕明の奇人礼讃】源通親(上)女性に近づき政界のし上がる 「村上源氏」の誇り…源平争乱を駆け抜けた貴族(1/4ページ) - 産経WEST
  • 松尾芭蕉と奥の細道: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 週末の関西学院大学での俳文学会は、土曜日だけ顔を出した。日曜日には柿衞文庫の芭蕉展に、学会員が大挙して訪れたよしである。学会では柿衞文庫学芸員の根来さんの新出芭蕉書簡についての発表もあったから、より親しく芭蕉真蹟に触れられたのではないかと思う。 ところで学会で、大垣の奥の細道結びの地記念館の大木さんにご挨拶された。次の学会は大垣だそうで、それもあっておみえだったのかしらん。12月のことをよろしく、などと念を押されてしまった。身の程もわきまえず、芭蕉がらみで話をすることにな

    arcade00fire01
    arcade00fire01 2014/10/21
    柿衛の展示はよかった
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

    サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ
  • 魅惑の<アルヨことば>――『コレモ日本語アルカ?――異人のことばが生まれるとき』(他)/今週のオススメ本 / シノドス編集部 - SYNODOS

    魅惑の<アルヨことば>――『コレモ日語アルカ?――異人のことばが生まれるとき』(他) 今週のオススメ / シノドス編集部 情報 #コレモ日語アルカ?#金水敏#昆虫はすごい#丸山宗利 「あなた、この薬のむよろしい。とっても効くアルヨ。」 このセリフから、多くの人は中国人を思い浮かべるのではないだろうか。ちょっぴり、怪しく胡散臭いタイプのような感じがする。この薬、飲んだらちょっとやばいんじゃないの!? とはいえ、実際に、そんな喋り方をしている中国人を、現実で目にすることはない。では、この<アルヨことば>の源流はどこにあるのだろうか。誰しも一度は疑問に思ったことがあるはずだ。今回紹介する『コレモ日語アルカ?』は、その謎に迫った一冊だ。 書では、まず、幕末から明治期にかけて、開港していた横浜で生まれたピジンについて着目する。ピジンとは共通語を持たない人の間で、作り上げられる言語のことだ。

    魅惑の<アルヨことば>――『コレモ日本語アルカ?――異人のことばが生まれるとき』(他)/今週のオススメ本 / シノドス編集部 - SYNODOS
  • 学界時評を先行公開いたします[リポート笠間57号掲載予定(2014.11)]。 | 笠間書院

  • 和泉書院 日本文学・日本語学・日本史学と上方文化本の図書出版

  • 【著者に訊け】金田一秀穂『金田一家、日本語百年のひみつ』

    【著者に訊け】金田一秀穂氏/『金田一家、日語百年のひみつ』/朝日新書/760円+税 一般に遺伝には、二種類あるという。一つは体質や顔といった生物学的遺伝、もう一つは環境的遺伝だ。 どちらをどう継いだかは定かでないが初代京助氏と二代目春彦氏、そして三代目の金田一秀穂氏は、三代が三代とも日語の研究者になった。初代はアイヌ語の研究で知られた言語学者。二代目は方言やアクセントが専門の国語学者。三代目は杏林大学外国語学部等で日語を教える日語学者。一家の歩みが明治~平成に至る日語の歩みをそのまま体現するからこそ、書は成就したと言える。 その親しみやすい語り口がテレビ等でも人気の三代目だが、〈私が俗であるのは、研究者としての当然の態度であって、志が低いからではない〉とある。何しろ氏の生家は日語研究の現場。世にいう〈日語の乱れ〉にも柔軟に対峙する姿勢は、同家に代々伝わる「好奇心という財産」

    【著者に訊け】金田一秀穂『金田一家、日本語百年のひみつ』
  • 鶴見大学日本文学会・ドキュメンテーション学会/鶴見大学図書館[編]久保木秀夫・中川博夫[著]『新古今和歌集の新しい歌が見つかった! 800年以上埋もれていた幻の一首の謎を探る』(笠間書院) | 笠間書院

    HOME新刊案内鶴見大学日文学会・ドキュメンテーション学会/鶴見大学図書館[編]久保木秀夫・中川博夫[著]『新古今和歌集の新しい歌が見つかった! 800年以上埋もれていた幻の一首の謎を探る』(笠間書院) 10月下旬の刊行予定です。 鶴見大学日文学会・ドキュメンテーション学会・鶴見大学図書館[編] 久保木秀夫・中川 博夫[著] 『新古今和歌集の新しい歌が見つかった! 800年以上埋もれていた幻の一首の謎を探る』 ISBN978-4-305-70741-3 C0093 菊判・並製・60頁・フルカラー 定価:体800円(税別) 2012年、鶴見大学図書館に「古筆手鑑」一帖が収蔵され、その中から、『新古今和歌集』の歌としては、これまでまったく知られていなかった一首が、新たに発見されました。鎌倉時代のごく初期に書写された巻子を、主に観賞目的で分割した、いわゆる古筆切(断簡とも)の一葉として、

  • 文化庁の2013年度「国語に関する世論調査」の造語関連についてちょっとだけ(読書案内もあるよ) - 誰がログ

    はじめに 文化庁による2013年度の「国語に関する世論調査」の結果が公表された。 下記の記事をはじめ、今回は「造語」が取り上げられたことに注目が集まっているようなので、日語(主に語形成)研究の観点から関連しそうなことを適当に書いておこうと思う。結論は特にないです。 「事故る」「パニクる」5割使う 文化庁が造語初調査 :日経済新聞 なお、調査結果の全文は以下のページから読むことができる。 http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/yoronchousa/index.html 専門用語についても解説を付けようかと思ったけれどかなり冗長になってしまうので断念した。興味のある方は調べるか、紹介している各書籍を読んでもらえると嬉しい。 また、僕の「正しい言葉づかい」に関する考え方については、下記のエントリとそこで紹介されてるものを参考にしてください。 2011/

    文化庁の2013年度「国語に関する世論調査」の造語関連についてちょっとだけ(読書案内もあるよ) - 誰がログ
  • 『中国絵画入門』はお勧め - mmpoloの日記

    宇佐美文理『中国絵画入門』(岩波新書)がとても有益な読書だった。中国の水墨画はどこかで何かしら見知っているような気がして、でもきちんと見た事がなかったし、その勉強も全くしていないので、改めて考えてみるとカオスというのが印象だった。それが書で少し整理されてきて、小さなを1冊読んだだけでこんなに印象が変わったかと驚いた。タイトルどおりの優れた入門書だ。 新聞の書評も、張競(毎日新聞)と松山巌(読売新聞)が取り上げて(どちらも8月3日)、いずれも大変好評だ。ここでは松山巌の一部を紹介する。 中国絵画は古くから日画に大きな影響を及ぼした。にもかかわらず私たちは中国絵画を鑑賞する際、西洋絵画と同じく構図や立体感、主題や技法で、つまり形で捉えようとする。むろん中国でも形は大切だが、それ以上に重要な要素は〈気〉であった。 では気とはなにか。気は目に見えるものではないが、中国人には常識の概念で、森羅

    『中国絵画入門』はお勧め - mmpoloの日記