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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (8)

  • 「後三年」時代建物跡 横手・陣館遺跡で発見 | 河北新報オンラインニュース

    横手市教委は24日、同市金沢の陣館(じんだて)遺跡から、平安時代後期に起きた後三年合戦(1083~87年)の時代のものとみられる建物跡が見つかったと発表した。遺跡周辺は、合戦によって滅亡した豪族清原氏の最後の根拠地金沢柵(かねざわのさく)と推定されてきたが、建物跡が見つかったのは初めて。  建物跡は標高92メートルの丘陵にあり横10メートル、縦14メートル。柱跡の位置関係から、四方に屋根のひさしが伸びていたことや仏像が安置されていたことなどが分かり、寺院があったと推定される。建物の正面とみられる東側では長さ15.6センチの短刀とみられる鉄製品が見つかった。  道路や住居を挟んで陣館遺跡の東に位置する金沢城跡は長年、金沢柵とされてきたが、証明となる遺物や建物跡は見つかっていなかった。  発掘担当の島田祐悦主査は「陣館遺跡と金沢城跡がセットで金沢柵であった可能性が高まった」と語る。  後三年合

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  • 「南部藩は岩手の南」? 国語辞典に誤記 | 河北新報オンラインニュース

    「南部藩は岩手の南」? 国語辞典に誤記 三省堂(東京)が発行する「三省堂国語辞典第7版」で、地名の「南部」について「岩手県の南で、もと南部藩の領地だった地域」と誤った語釈が表記されていることが分かった。同社は早期に修正する考え。  購入者の指摘で判明した。南部藩は現在の岩手県北部と中部、青森県東部、秋田県北東部に当たり、岩手県の南は実際は仙台藩領だった。  三省堂によると、同様の記述は2008年の6版から続いていた。同社は「単純なミス。できるだけ早い時期に直したい」と話している。  国語辞典は1960年発刊。「さんこく」の略称で知られ、現行の7版はことし1月に刊行された。 2014年08月29日金曜日

    「南部藩は岩手の南」? 国語辞典に誤記 | 河北新報オンラインニュース
  • 多賀城南門復元へ再調査 24年完成目標に規模と構造解明 | 河北新報オンラインニュース

    宮城県多賀城市の国特別史跡多賀城跡を発掘調査している県多賀城跡調査研究所は、5月下旬から行っている第87次調査で、多賀城の正門に当たる南門(外郭南門)の再調査を進めている。市は多賀城創建1300年の2024年に合わせて南門を復元する計画で、調査結果を基に正確な規模と構造などを解明する方針だ。  南門の復元は1990年から検討され、94年には設計案も作られた。東日大震災後の2011年12月、市の「歴史的風致維持向上計画」(2011~20年度)が歴史まちづくり法に基づく国の認定を受けたことで、震災復興のシンボルとして具体的な復元計画が動きだした。  だが、当初の設計案から20年経過しているため、市教委の復元整備検討委員会議から再調査を求める声があり、同研究所の協力を得て再調査することになった。  市は、8~10世紀の間に4期に分けられる遺構のうち、最も多賀城が繁栄した第2期の構造での復元を想

    多賀城南門復元へ再調査 24年完成目標に規模と構造解明 | 河北新報オンラインニュース
  • 「後三年合戦絵詞」の武将に新説 青山学院大・藤原教授 | 河北新報オンラインニュース

  • 被災地の復興支援事業書籍電子化 東北関連わずか3.5% | 河北新報オンラインニュース

    東日大震災の復興予算により、中小出版社や東北に関する書籍を電子化する「コンテンツ緊急電子化事業」で、受託団体の日出版インフラセンター(JPO、東京)が電子化したとする書籍のうち、大手出版社の作品が7割近くを占め、東北関連も全体の3.5%にすぎないことが4日、関係者への取材で分かった。出版関係者は「来の事業目的と懸け離れており、復興予算を使う意味が全くない」と憤っている。  JPOは事業で電子化した書籍6万4833冊のタイトルだけをホームページ(HP)で公表している。関係者によると、このうち少なくとも4万冊は大手出版社の漫画小説といった書籍だという。  JPOの資料では、事業目的は「被災地域において、中小出版社の東北関連書籍をはじめとする書籍などの電子化の補助」をうたう。  出版関係者は「大手出版社は自力で書籍を電子化する技術や資金を持ち、補助対象になる必要はない」と指摘する。

    被災地の復興支援事業書籍電子化 東北関連わずか3.5% | 河北新報オンラインニュース
  • 奈良時代の漆紙文書など、古文書初の県文化財に 多賀城跡出土 | 河北新報オンラインニュース

    国内で初めて発見され、今回県文化財に指定された漆紙文書 多賀城の創建年代を裏付ける史料と評価された木簡 県は、国特別史跡多賀城跡の発掘作業で出土した奈良時代の漆紙文書と木簡計495点を県文化財に指定した。文化財保護法の分類に基づく古文書の指定は初めて。このうち漆紙文書は国の重要文化財の指定を受けた例はなく、県教委によると、都道府県レベルでも2例目の指定となった。  国内で最初に確認された漆紙文書や、多賀城の創建年(724年)を裏付ける木簡などが含まれ、県は古代の多賀城の姿を明らかにしてきた史料の歴史的な価値をあらためて評価した。  漆紙文書は戸籍や田畑などを記録し、漆の器のふたに再利用されて腐敗を免れた書類。1973年、多賀城跡の発掘調査で器に付着した状態で土中から見つかったのをきっかけに、全国各地で発見が相次いだ。  文化財に指定されたのは、国内初の発見となったものを含め、70~77年の

  • 河北新報 東北のニュース/宮沢賢治、太宰治の逸話など紹介 東北の近代文学事典、完成

    宮沢賢治、太宰治の逸話など紹介 東北の近代文学事典、完成 文学事典を紹介する高橋さん 日近代文学会東北支部(伊狩弘支部長)は、東北に関わりのある作家の作品や経歴、エピソードを紹介する東北近代文学事典を発行した。東日大震災で頓挫しかけたが、東北の文学を発信することで復興につなげようと、完成にこぎ着けた。  事典は人名編と事項編の2部構成。人名編では、明治以降の作家876人を取り上げた。作品や人物像のほか、経歴は出身小学校まで掲載しており、作家がより身近に感じられる。事項編では、宮沢賢治や太宰治をめぐる逸話や東北の歴史が文学に与えた影響などをまとめた。  事典作りは2009年9月、編集委員会を設立して始まった。研究者や郷土史家ら約240人に執筆を依頼。既存の事典や県史などから、東北に関係する作家や文学の項目を手作業で抜き出していった。  作業を進めていた中で震災が起こった。執筆者の一部とは

  • 河北新報 東北のニュース/慶長遣欧使節関係資料 一部は欧州と無関係か 元学芸員指摘

    慶長遣欧使節関係資料 一部は欧州と無関係か 元学芸員指摘 仙台市博物館が所蔵する国宝「慶長遣欧使節関係資料」のうち、一部が欧州と無関係の可能性があることが、元博物館学芸員の研究で浮かび上がっている。資料は仙台藩祖伊達政宗の命を受けてローマなどに赴いた支倉常長が持ち帰った。文部科学省は資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産への登録を推薦。同省は「国宝指定の際に調査している」と全資料登録の価値があると強調している。  研究しているのは、元仙台市博物館学芸員で、考古学が専門の高校教諭佐々木和博さん(63)。  国宝資料47点のうち、鞍(くら)や四方手(しおで)など馬具4点が、日中国の明で製作された可能性があると指摘する。  いずれも具体的な入手地の記録はなく、類似する国内外の馬具の文様や形式から製作地と年代を類推した。  47点は、伊達家に献上された3点と、藩が支倉家改易の際に没収し

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