児童ポルノ禁止法の改正案が18日にも参院本会議で可決され、成立する見込みとなっている。改正法には、自己の性的好奇心を満たす目的で児童ポルノを所持・保管したら処罰される「単純所持」が明記されている。当初、漫画やアニメの規制につながる付則が問題視されていたが、この部分は削除。とはいえ、この問題は終わらない。すでに別の法案が国会に提出されており、“第2ラウンド”が始まろうとしている。 児童ポルノ問題に詳しいみんなの党、山田太郎参院議員(47)が15日、都内で「ニコニコ生放送」に出演し、17日に開かれる参院法務委員会で行う質問を募集した。この放送で山田氏は「この法律がおかしいのは、性的虐待を受けている児童の権利を守ることが入り口だったのに、出口が児童ポルノになっていること。虐待ではなく裸を取り締まる法律になってしまった」と問題点を指摘した。 同法の目的は児童買春や児童ポルノによって、有害な影響を受