周囲約200メートル、面積約2000平方メートルの無人島。洞爺湖の湖面からは1メートルほどの高さしかない[1]。 島内には小道があり、2つの石碑と四等三角点「チンコ島」(標高84.1メートル)がある[1]。 陸繋島であるが、洞爺湖の増水時には砂州が水没し島が孤立することがある[1]。一説では、季節によっては歩いて渡れることから、珍しい小島の意味で名付けられたとされている[1][2]。 付近の湖畔は「珍小島公園」として整備されている[1]、2000年の有珠山噴火では地盤変動が珍小島周辺にも及び、断層跡が現在も公園内の段差として保存され、洞爺湖有珠山ジオパークのジオサイトとなっている[1][3]。 周辺地区を珍小島地区または珍小島周辺地区と呼ぶことがある[1]。2000年には、有珠山噴火により、珍小島地区の全員が避難した[4][1]。 近隣にある北海道道2号洞爺湖登別線の歩道には当地に由来する