先月から二カ月弱の間、日本にいる。新刊プロモーションのための一時帰国だ。大阪、福岡、宮崎と移動しながら書店さんに挨拶をし、サイン会2件、講演会2件、取材十数件をこなし、なんとかひと段落ついた。その間も原稿の〆切は止まらない。日中は動き回り、夜はホテルで執筆、寝落ちという日々が続いた。
「パラサイト 半地下の家族」で20年に米アカデミー賞で外国語映画で史上初の作品賞、監督賞、脚本賞、国際(長編)映画賞の4冠を獲得した、韓国のポン・ジュノ監督(52)が7日、都内で開催中の東京国際映画祭が国際交流基金アジアセンターと共催する「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」で「竜とそばかすの姫」の細田守監督(54)とオンラインで対談した。その中で、ポン・ジュノ監督は、役所広司(65)を起用して映画を作りたいと熱望した。役所は「竜とそばかすの姫」にも、声優として出演している。 ポン・ジュノ監督は、細田監督に「僕は、役所広司さんをお迎えして映画を作りたいと常に思っています。細田監督もそうですが、お仕事をご一緒された黒沢清監督、西川美和監督、是枝裕和監督…うらやましいなぁと思いながら、嫉妬心も芽生えています」と口にした。役所は黒沢監督の97年「CURE」、是枝監督の17年「三度目の殺人」、西川
コツは捨てたが、決めていることはいくつかある 歌謡曲の作詞をするようになって、難しい比喩をやめることにした。ある一定の教養がないと理解できないのではつまらないと感じたからだ。そこにはビートルズの影響が強くあると思う。彼らが革新的だった点は、双方向なムーブメントを起こしたというところに尽きる。 芸術において最もエキサイティングなのは、大衆からのパワーを受け取ってまた投げ返す、そのやり取りだ。知識がないとわからない現代詩のようなことばは邪魔になる。難しい比喩表現を使わずに人を感動させることができたなら、はっぴいえんどとは違うステージを手に入れられると思った。 難解なことばは使わないようにしたが、テーマは変わっていない。その時代の人たちが見失っているもの、今足りないものを書きたいと思っている。 別の言い方をすれば、日常のひび割れがいちばん大事だということだ。ひび割れの向こうに何かが見える。ユート
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く