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ブックマーク / www.udiscovermusic.jp (7)

  • ソウルとファンクの1974年:50年前の時代を定義した7つの作品

    ヒップホップやR&Bなどを専門に扱う雑誌『ブラック・ミュージック・リヴュー』改めウェブサイト『bmr』を経て、現在は音楽映画・ドラマ評論/編集/トークイベント(最新情報はこちら)など幅広く活躍されている丸屋九兵衛さんの連載コラム「丸屋九兵衛は常に借りを返す」の第46回。 今回は、今から50年前となる1974年のチャートで話題となったソウルとファンクの名盤について。 <関連記事> ・【動画付】1974年に発売されたアルバム・ベスト68 ・【動画付】1984年に発売されたアルバム・ベスト64 ・【動画付】1994年に発売されたアルバム・ベスト69 ・ベスト・アルバム・ランキング記事一覧 1970年代は米ブラック・ミュージックが最も熱かったディケイドの一つ。というわけで今から50年前にあたる1974年のブラック・ミュージック界を見てみよう。 取り上げる7作品とは、ビルボードの「Hot Soul

  • 1,600枚超の油絵で完成したビートルズの「I’m Only Sleeping」MV。手掛けたアーティストが語る

    ザ・ビートルズ(The Beatles)が残した音楽的遺産は、いまだにポピュラー音楽歴史にそびえ立っているが、視覚的遺産についてはどうだろう? 『Pepper’s Lonely Hearts Club Band』のカウンターカルチャー的コラージュから「Yellow Submarine」のシュールな冒険旅行まで、ザ・ビートルズの作品は映画、アニメーション、グラフィック・デザインなどあらゆるものに影響を与えてきた。 故に『Revolver』の収録曲「I’m Only Sleeping」のための新たなビジュアルの制作を依頼された時、それは大きな重責を担うことを意味する。 <関連記事> ・ビートルズの赤盤、青盤は全米でも売上好調。全英1位獲得の「Now and Then」は様々な記録を更新 ・ザ・ビートルズ『Revolver』解説:ポップ・ミュージックの存在価値を変えた名作 1,600枚を超える

    1,600枚超の油絵で完成したビートルズの「I’m Only Sleeping」MV。手掛けたアーティストが語る
  • 映画『BLUE GIANT』の劇中でジャズ・ファンをうならせる3つのこだわりポイント

    シリーズ累計920万部超の大人気ジャズ漫画BLUE GIANT」(原作:石塚真一)が、2013年の連載開始から10年の時を経て遂にアニメーション映画化され2023年2月17日から大ヒット上映中だ。 “音が聞こえてくる漫画”として数々の口コミと共に高く評価されてきた「BLUE GIANT」だが、今回音楽を担当したのは世界的ピアニストの上原ひろみ。今回、主人公・宮大たちが結成するトリオ“JASS”のオリジナル曲だけでなく、劇伴音楽をほぼ全曲書き下ろし、演奏及びサウンド・プロデュースを務めている。また、映画と同日に発売されたサウンドトラックは、日iTunes Storeで総合アルバム・ランキング1位、オリコンデイリーアルバムランキングで2位を獲得している。 「最大の音量、最高の音質で、物のジャズを届けたい」というスタッフの情熱が込められた映画BLUE GIANT』。劇中に登場するジャ

  • “リベラル”なヒップホップから逸脱したアーティストたち:カニエ・ウェストと政治、トランプ、右翼、保守との関わり【丸屋九兵衛連載】

    ヒップホップやR&Bなどのブラックミュージックを専門に扱う音楽情報サイト『bmr』を所有しながら音楽評論/編集/トークイベントなど幅広く活躍されている丸屋九兵衛さんの連載コラム「丸屋九兵衛は常に借りを返す」の第11回は、アフリカン・アメリカンが多くリベラルなヒップホップのコミニュティにおいて、そこから逸脱するカニエ・ウェストや他のアーティストたちを紹介。 *コラムの過去回はこちら *丸屋さんのトークイベント情報はこちら ブラック・ミュージックの世界は、とても移り変わりが激しい。だが、アーティストの人格的(?)なイメージは、初登場時のインパクトのまま持続するのが普通である。それほどに、第一印象というのは変えがたいものなのだ。 数少ない例外を挙げるなら……80年代から2ライヴ・クルーを率いて全米を震撼させるほどのスケベ曲を連発しながら、その裏では恵まれない子供を支える等の善行を積んでいることが

    “リベラル”なヒップホップから逸脱したアーティストたち:カニエ・ウェストと政治、トランプ、右翼、保守との関わり【丸屋九兵衛連載】
  • ジュディ・ガーランドはなぜゲイの人々から支持され、ゲイ・カルチャーのアイコンになったのか?

    2020年3月6日に日公開される、歌手であり俳優のジュディ・ガーランドの伝記映画『ジュディ 虹の彼方に』。この映画の中にはジュディを長年愛する二人のゲイの人物が登場している。また、LGBTQ+の人たちが自らの象徴とするレインボーフラッグはジュディ・ガーランドが歌う「Over The Rainbow」がもとになっているとも広く語られる。では、なぜ彼女はゲイの人たちに好かれたのか? 彼女の何が彼ら/彼女らに届いたのか? アメリカ演劇・日近現代演劇を中心とする演劇史・演劇批評が専門の成蹊大学文学部教授で、初の単著『アメリカン・ミュージカルとその時代』が3月25日に刊行予定の日比野 啓さんに、この疑問について解説頂きました。 ジュディ・ガーランドはゲイネスと同義である アメリカ人なら誰もがジュディ・ガーランドを伝説的なスターだと言う。だが彼女はまた、ゲイの人々にとっても特別の存在だった。196

    ジュディ・ガーランドはなぜゲイの人々から支持され、ゲイ・カルチャーのアイコンになったのか?
  • 新人ビリー・アイリッシュが大成功をおさめた現代的な8つの理由

    現在18歳のポップの神童、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)はすでに次世代のスターになるための登竜門を通過した。若者たちは彼女の放つ一語一句に注目し、親世代は彼女が何者なのかを知る余地もない。だが、そんな状況も変わりつつある。2015年に自費リリースしたシングル「Ocean Eye」によって、“ポップ界の新たなイット・ガール”と呼ばれるようになった彼女は、ポップ・ミュージックという景観において、名声への全く新しい道を切り開いていった。 ベッドルームでだらだらと過ごしていた少女が、いかにして数十億回の楽曲ストリーミングと1,500万人ものインスタグラムのフォロワーを獲得することができたのか?ここにビリー・アイリッシュの成功までの8つのステップをお教えしよう。 <関連記事> ・グラミー賞にてビリー・アイリッシュが史上最年少18歳で主要4部門独占。独占は39年ぶり ・ビリー・アイ

    新人ビリー・アイリッシュが大成功をおさめた現代的な8つの理由
  • ジャズ・レーベル、ブルーノートを描いたドキュメンタリー映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』の日本公開が決定

    2019年、レーベル創立80周年を迎えたジャズ・レーベル、ブルーノート・レコード。マイルス・デイヴィスからノラ・ジョーンズまで時代を代表する多くの名盤を発表し、長きにわたりジャズをリードしつづける革新的レーベルの真実に迫るドキュメンタリー映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて (原題:BLUE NOTE RECORDS – BEYOND THE NOTE)』(監督:ソフィー・フーバー)の日公開が決定した。 ドキュメンタリー映画『Beyond The Notes』の予告編 監督ソフィー・フーバー独占インタビュー ブルーノート栄光の歴史:1939年創立、ジャズの最高峰レーベル ブルーノート・レコードは第二次世界大戦前夜、ナチス統治下のドイツからアメリカ移住した二人のジャズ好きのユダヤ人の青年、アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフによって1939年にニューヨークで設立された。レコ

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