ブックマーク / closetothewall.hatenablog.com (2)

  • 「チャップリンですら思いつかないほどのグロテスクな喜劇」 ボフミル・フラバル - わたしは英国王に給仕した - Close To The Wall

    わたしは英国王に給仕した (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集) 作者: ボフミル・フラバル,阿部賢一出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2010/10/09メディア: 単行購入: 1人 クリック: 150回この商品を含むブログ (26件) を見る現代チェコ文学の代表的存在といわれる(前回も書いたなこれ)ボフミル・フラバルの長篇。「プラハの春」ののち、作品の公刊が阻まれた時期に書かれたもののため、執筆時期はあいまいだけれど、「あまりにも騒がしい孤独」と同時期の70年代ごろの作品だという。 チェコという「小さな国出身の小さな男」、名字も「子供」の意味があるヤン・ジーチェという駆け出しの給仕人を語り手に、彼の成り上がりと没落の物語を、マサリクの共和国、ドイツの保護領となったナチス時代、社会主義政権下のスターリニズム時代という激動のチェコ現代史を背景に、人間味あるユーモアに満ちた悲

    「チャップリンですら思いつかないほどのグロテスクな喜劇」 ボフミル・フラバル - わたしは英国王に給仕した - Close To The Wall
    arkanal2
    arkanal2 2012/11/17
    この社会主義時代百万長者を収容した施設での顛末もまた怒濤の滑稽さで、職員に書類の書き方を教える百万長者たちは、そこで居心地の良い状態を作り出し、逃げ出さない百万長者たちと怠惰な民兵たちの立ち位置はやが
  • ボフミル・フラバル - 厳重に監視された列車 - Close To The Wall

    厳重に監視された列車 (フラバル・コレクション) 作者: ボフミル・フラバル,飯島周出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2012/09/14メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (14件) を見る松籟社〈東欧の想像力〉、河出の池澤編世界文学全集でも紹介された現代チェコ文学の代表者ともいわれるボフミル・フラバルの百ページほどの中篇小説。発表は1966年だけれど、公刊が阻まれていた時代なので、発表年次は必ずしも執筆年次と重ならない。作は日ではむしろイジー・メンツェル監督による同名の映画の原作として知られているのではないかと思われるけれども、このたびフラバル・コレクション(!)第一巻として邦訳となった。 〈東欧の想像力〉では同じ作家の作品は複数でない方針なのかと思っていたら、なんとスピンアウト企画がはじまった。フラバル作品はぜひとももっと読み

    ボフミル・フラバル - 厳重に監視された列車 - Close To The Wall
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    arkanal2 2012/11/17
    松籟社〈東欧の想像力〉、河出の池澤編世界文学全集でも紹介された現代チェコ文学の代表者ともいわれるボフミル・フラバルの百ページほどの中篇小説。発表は1966年だけれど、公刊が阻まれていた時代なので、発表年次
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