本能寺の変を起こした明智光秀を通して戦国絵巻が描かれる壮大なドラマ、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」。新型コロナウイルスによる3カ月弱の放送一時休止を経て、最終回を迎えました。今回は、「麒麟がくる」で描かれた本能寺の変、光秀のその後を人気ライター木俣冬さんが徹底解説し、ドラマの裏側を考察します。 記事末尾でコメント欄オープン中です! 前回はこちら:【麒麟がくる】第43話。帰蝶「私はそんな父上が大っ嫌いじゃ」光秀「私も大嫌いでございました」さあ本能寺の変! 大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合日曜夜8時〜)最終回「本能寺の変」(脚本:池端俊策 演出:大原拓 一色隆司)は15分拡大版。明智光秀(長谷川博己)と織田信長(染谷将太)がどう決着をつけるか。そして麒麟はくるのか。とにかく“本能寺の変”がどう描かれるか視聴者全集中で、視聴率は18.4%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)とぐっと上がり有終の美