将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が11月14日に行われた順位戦A級5回戦で、広瀬章人八段(35)に93手で勝利した。難解な中終盤のねじり合いを制し、解説者は「強い内容の勝ち方だったと思う」と総括。さらに、藤井竜王は2枚の金を不動のまま勝ち切り、視聴者からは「人間将棋なら泣いちゃう」「そんなんありえる!?」と驚きの声が上がっていた。
久保利明九段(右)との対局に臨む山崎隆之八段=2月4日、大阪市福島区の関西将棋会館(日本将棋連盟提供) 関西を代表する実力派の人気棋士、山崎隆之八段(40)が、順位戦A級への昇級を決めた。A級は上位の10人しか在籍できないトップ棋士の証しだ。前期は降級のピンチに立たされただけに、「しっかり戦って落ちてやる」と覚悟を決めて臨んだ今期。「昇級争いに加われたこと自体がうれしい誤算。A級で互角に戦えるよう、さらに力をつけたい」と意気込む。(中島高幸) 【表でみる】八大タイトルの最年少獲得記録 ▲大勝負で奇策△ 2月4日、大阪市福島区の関西将棋会館。単独首位の9勝1敗で迎えたB級1組12回戦で、勝てば最終13回戦を待たずに悲願のA級昇級だ。相手は王将などタイトル獲得7期のベテラン久保利明九段(45)。 山崎八段は独創的な棋風で知られる。午前10時に対局が始まると、先手で端歩を突くという策に出た。「戦
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く