2008年12月5日のブックマーク (6件)

  • 景気対策とやらを政治に期待するのが土台無理なんだと思うよ - よそ行きの妄想

    世の中大分ひどい感じになってきたので、たまには経済の話でも。 政治的経済対策の限界 毎度の如くDISから入るが、政府といえど国際経済的にはイチ経済主体に過ぎないわけで、その政府に対して経済的な対策を求めるというのが土台無理な話なのではないか。特に所得の再分配で景気がよくなるという話については、ただの幻想に過ぎないと思う。 まず、いまやあんまりいないとは思うものの、政府がその支出を増やせば(いわゆるバラマキをすれば)GDPも上がるし民間にカネが流れて景気が上向くはずだと思っている人がいたら言っておくが、それは間違いだ。公共事業のために国債を乱発すると、国債の需給が悪化し、金利が上昇する。金利が上昇すれば、世界的にみて円で運用する人が増えるから円高になる。日の主要産業は輸出産業だから景気は悪化する。しかもバラマキをやめると元の木阿弥、借金以外には何も残らないと言うおまけつきである。*1 この

    景気対策とやらを政治に期待するのが土台無理なんだと思うよ - よそ行きの妄想
    arrack
    arrack 2008/12/05
    その「簡単ではないこと」に日本以外の中央銀行はおこなっている件について。日本銀行(日本人)はそこまで能力なしの集団なのか?私はそう思いたくない。
  • なし崩しでゼロ金利復活も 日銀「市場機能論」の脆弱性 | JBpress (ジェイビープレス)

    景気悪化が深刻化する中、日銀は「ゼロ金利再導入」を断固拒否する構えを崩していない。その根拠が「金利がゼロになると市場機能が阻害される」(白川方明総裁)という市場機能論。金融実務に精通する日銀らしい主張だが、マクロ的観点からは論理構成に脆弱な面がある。また、あまりに専門的過ぎて一般の理解を得るのも難しい。分かりやすい骨太のメッセージを発信できなければ、現行の金利水準を防衛したくても、なし崩し的にゼロ金利へ逆戻りする敗北を喫しかねない。 11月25日、日銀店に短期金融市場の関係者が集まった。金融調節(オペレーション)の取引先である金融機関の担当者が、日銀幹部と懇談するのが目的だ。 懇談の目玉は、白川総裁による講演「短期金融市場の機能度と中央銀行の金融調節」。ゼロ金利(あるいは金利ゼロになる量的緩和)が市場機能をいかに阻害するか、詳細な説明を交えて強い口調で訴えた。参加者が「日銀のゼロ金利拒否

    なし崩しでゼロ金利復活も 日銀「市場機能論」の脆弱性 | JBpress (ジェイビープレス)
    arrack
    arrack 2008/12/05
    そうですね。日銀は輝くかもしれません。背後におびただしい日本国民の死体と瓦礫となった国を残して。
  • ビッグスリーが儲けてきた理由:日経ビジネスオンライン

    米国のビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)が倒産を回避できるかどうかは、米国政府の支援策にかかっている。危機的な状況にあるのはビッグスリーだけではない。北米依存度が高い日の自動車メーカーも状況は厳しい。欧州市場も金融危機のあおりをらっている。「20世紀の恋人」と言われた自動車を取り巻く環境は、今年、激変した。 しかし、自動車の生産が世界中でストップしたわけではない。今日も自動車工場では数多くのモデルが生産され、出荷されている。需要減退とは言え、おそらく来年も5000万台以上が出荷されるだろう。世の中は、文明の利器である自動車を少なからず必要としている。 コラムでは数回にわたり、自動車という商品から現在の自動車産業界を点検してみようと思う。経営や経済だけではなく、自動車メーカーと消費者をつなぐ商品という視点でとらえていく。 車種別販売台数の全米1位と2位はピックアップトラック(

    ビッグスリーが儲けてきた理由:日経ビジネスオンライン
    arrack
    arrack 2008/12/05
    セダン市場が日本車メーカーに牛耳られてて、なんでBIG3が存続できてたか知らなかったけど、そんなに利益率のいい市場があったからなのか
  • 近隣窮乏化の誘惑 - 池田信夫 blog

    欧州通貨が激しく下がっている。今日は1ユーロ=117円と、図のように4ヶ月で30%以上下がった。ポンドに至っては40%以上も下がった。同じ時期にドルは、15%しか下がっていない。それでも外銀のファンドマネジャーによると「ユーロは利下げでもう一段下がる可能性があるので、おすすめできない」という。 この背景にはEU各国政府の足並みが乱れて機動的な政策をとれないこともあるが、通貨安によって輸出企業を救済する意図もあるようだ。巨額の銀行救済で各国の財政赤字がふくらむことも、通貨下落の原因になっている。どこまで意図されたものかは別として、これは結果的には一種の近隣窮乏化(beggar-thy-neighbor)政策である。そのしわよせは、独歩高になった円にきている。 これは30年前の状況を思わせる。2度の石油危機でインフレと失業が発生したとき、欧米各国は失業対策を優先して「ケインズ政策」をとった

    arrack
    arrack 2008/12/05
    この人にとっては石油危機による不況(スタグフ、供給側ショック)と需要不足によるデフレ不況が同じ現象らしい。石油ショック時のGDPデフレータはプラスなのに・・・
  • 不況は創造的破壊のチャンスだ - 池田信夫 blog

    ビッグスリーの破産が秒読みになってきたが、メディアの論評で「救済せよ」というのは、私の見たかぎり皆無だ。目立つのは創造的破壊という言葉である。たとえばNewsweekは、デトロイトの垂直統合型産業構造はとっくに寿命が尽きているので延命する価値はないと断定し、諸悪の根源である労働組合をつぶすには破産しかないと論じている。民主党は救済法案を出そうとしているが、この調子では否決されるおそれが強い。今度は金融危機法案と違って、世界は否決を歓迎するだろう。 マルクスやシュンペーターが論じたように、創造的破壊こそ資主義の質的なメカニズムである。うまく行っているときはコーポレート・ガバナンスなんて必要ない。危機に陥ったとき、古い企業を解体して資市場で所有権を移転し、新しい挑戦者が参入するメカニズムが資主義なのである。その意味で、今週のASCII.jpにも書いたが、日にとっても今が破壊的イノベ

    arrack
    arrack 2008/12/05
    デフレ不況とスタグフ(インフレ時の)不況の処方箋を誤るとみんな不幸になるだけです。
  • 国際リフレ競争第二ラウンドへ - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    バーナンキ、気だな(econ2009さん経由)。 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35252520081204?feedType=RSS&feedName=topNews 中国気だな(日経の記事よりも梶ピエールさんのコメント参照) http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20081204/p1 ECBもロンドンも気だな http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35261320081204 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35263020081204 で、日は? (問) 一部報道によりますと、FRBのバーナンキ議長が、利下げから更に 踏み込んで量的緩和も辞せずといったことを示唆する

    国際リフレ競争第二ラウンドへ - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    arrack
    arrack 2008/12/05
    で、矛先はなぜか公務員に向かいます。アホばっかりです、この国は。