アメリカ・カリフォルニア州のストックトン市は、6月28日付でサクラメント連邦破産裁判所へ破産法第9条を申請したことが明らかになりました。 カリフォルニア州の中部に位置する同市は、長きにわたり農業都市として知られていたほか、近年はサンフランシスコに近い住宅都市として人口29万人を超える規模へ成長を遂げていました。 しかし、景気低迷に伴う不動産市況の悪化で住宅の差押えが増加すると、税収の減少も重なり財政が逼迫したため、現状での再建は困難と判断し今回の措置に至ったようです。 負債総額は約7億ドル(約560億円)の見通しです。 Chapter 9 Bankruptcy - City of Stockton, CA 「海外倒産」の最新記事 米「ビンテージ・ワイン・エステーツ」が破産法第11章を申請 (24/07/26) アメリカのカリフォルニア州に本拠を置く大手ワインメーカーの「ビンテージ... 三