志木ロータリークラブ(大野栄治会長)は十一日、志木市役所前にある村山快哉堂の庭園に、長野県小諸市内にしかないといわれる珍しいサクラ、コモロヤエベニシダレザクラの幼木一本を植樹した。姉妹クラブである小諸ロータリークラブが創立四十五周年記念として贈呈した。 植樹には長沼明志木市長も参加。大野会長と市長でシャベルで土をかけた後、約四十人の会員が交代で二・五メートルの木を植樹した。志木ロータリーは市の記念物であるチョウショウインハタザクラの樹木一本を小諸ロータリーに贈った。 大野会長は「小諸との友情が強くなる。貴重なサクラなので大切に見守っていきたい」と開花を楽しみにしている。コモロヤエベニシダレザクラには紫色の八重の花が咲くという。