キングジムの「ポメラ」発表で突如生まれた“テキスト入力専用ツール市場”に、早くもライバルが参入する。三菱鉛筆(本社:東京)は22日、新製品の 「ダイヤ」 を発表した。ポメラ同様単機能に絞ったシンプルなコンセプトの製品で、「文字を記録するだけ」というこれまで眠っていたニーズを揺り起こすことができるか、注目を集めることになりそうだ。 発表されたダイヤは先行するポメラよりもかなりコンパクト。大きさわずか8mm×172mmというテキスト入力デバイスで、ビジネスマンが胸ポケットなどに刺しておいても違和感がない。モノクロ表示機能しかないが、代わりに連続稼働時間は1~2年(JEITA計測値)を実現したという。バリエーションも豊富で、メインストリームの「HB」のほか、文字の読みやすい「2B」、技術者向けの「2H」を用意する。 従来の三菱鉛筆製同系ガジェットでは、本来のテキスト入力目的とは関係ない いらいら