ぼくは、わるい状態に対しては底なしに悲観的だし、よい状態に対しては天井なしに楽観的だ。ぼくが落ち込んでいようと元気にしていようと、朝になれば新しい日が「おはよー」とやってくるし、そんな自分の喜怒哀楽を抱き締めながら日々を過ごしている。 ぼくは、減点方式が苦手だ。最初の持ち点が100点で、あとは、ミスをするたびに点数が減っていく。ベクトルが悲しみに向かってすーっと伸びているから、減点方式が苦手だ。 ぼくは、加点方式が好きだ。最初は0点でちょっとさみしいかもしれないけれど、成果を出せば出すほど点数は上に向かって伸びていき、気持ちもハピネスに向かって進んでいく。 すべてのプロジェクトは、黙っていれば失敗すると思っている。なにも起きなければ失敗すると思っている。なぜかっていうと、最初は0点からスタートすると捉えているからだ。0点のまま持ち時間を使い切れば、最終スコアは0点だ。失敗だ。だから、小さな