日本人の犠牲者が出た射撃場を警備する警察官ら=韓国・釜山市で2009年11月14日午後10時13分、矢頭智剛撮影 【釜山・西脇真一】韓国・釜山市新昌洞の室内射撃場「ガナダラ実弾射撃場」の火災を捜査中の韓国警察当局は16日、死亡した10人のうち日本人とみられるのが8人としていたが、7人と訂正した。長崎県雲仙市の中尾和信さん(37)は重傷を負っているが生存している。歯型が一致した。また、銃弾の火薬が空気中のちりなどと混ざり、粉じん爆発を起こした可能性が高いとみて同日、釜山市内の国立科学捜査研究所で再現実験を行うことを明らかにした。全員のDNA鑑定を行う。 【写真特集】火災のあった射撃場の現場は… 現地に到着した遺族は… 現地の警察当局は遺体のうち雲仙市の荒木英輝さん(36)▽稲田篤信さん(37)▽大久保章さん(37)の遺族が身元を確認したと発表した。 警察当局は出火原因について、火薬の混