厚生労働省などは1日、岩手、京都、兵庫の3府県で新型インフルエンザに感染した計3人が死亡したと発表した。 うち盛岡市内の女児(2)は国内最年少で、死者は疑い例を含めて計43人となった。 盛岡市によると、女児は10月29日午後8時頃に高い熱が出るなど症状が悪化。約1時間半後に呼吸ができなくなり、病院の集中治療室に運ばれたが、11月1日午前6時過ぎ、多臓器不全で死亡した。女児に持病はなかった。 また、兵庫県伊丹市の小学2年の女児(8)は、10月31日朝に発熱し、同日午後にけいれんを起こして心肺停止状態となり、心不全で死亡。京都市内の会社員女性(30)は30日に発熱し、呼吸不全に陥って1日朝、死亡が確認された。